復帰戦で同点弾アシスト!…大迫勇也「またピッチに立てたことが幸せ」

サッカーキング2019年4月8日(月)3時40分

ブレーメンでは昨年12月22日以来の出場となった [写真]=Getty Images

 大迫勇也がついにピッチに戻ってきた。7日に行われたブンデスリーガ第28節のボルシアMG戦に途中出場し、背中のケガによる離脱から復帰を果たした。

 今冬のアジアカップ終了後にブレーメンへ合流すると、背中の腱の炎症が発覚して戦線離脱。チーム練習に合流後もケガを再発させて復帰が遅れていた。それでも今月3日に行われたDFBポカール準々決勝のシャルケ戦でベンチ入りし、今試合は1点ビハインドの52分に途中出場。日本代表として出場した2月1日のアジアカップ決勝以来、約2カ月ぶりにピッチに立った。

 大迫は試合後、「2カ月間プレーできずに、すごくもどかしい時間が続いた」と話したが、「自分の中では覚悟はしてたんで、気持ちを切り替えて今何ができるかを考えてました」とポジティブに復帰へ取り組んでいたという。約2カ月ぶりの試合復帰を果たし、「こうやってまたピッチに立てたことが、幸せだと感じたし、このモチベーションでシーズン最後までやりたい」と明るい表情を見せた。

 ただ、体の状態については「まだまだ100パーセントじゃない」という。「今日も予想外の展開で出る感じになった。まだ45分(プレー)できる体じゃないので、練習もまだしていないし、10分、15分ぐらいのイメージだった」と明かしたが、それでも「要所要所でしっかりとプレーしようと考えていた」と意気込んでいた。

 すると、復帰戦でさっそく見せ場を作った。79分に右サイドでフリーになると、ピンポイントのクロスでMFデイヴィ・クラーセンのヘディング弾をアシスト。「結果が出たことは良かった」と納得の表情を見せたが、「もっともっと得点にこだわりながらやりたい」とゴールへの意欲を語り、「2カ月仕事をサボっていた人間だから、何ができるかもっと見せないといけない」とポジション奪還へ気を引き締めた。

 大迫の同点弾アシストにより、ブレーメンは1-1の引き分けに持ち込み、11試合無敗をキープ。次節は13日にホームでフライブルクと対戦する。

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