ミランがリーグ戦3試合ぶり白星で首位堅持! 2位・インテルもスペツィアに競り勝つ

サッカーキング2022年4月16日(土)10時36分

ミランとインテルがともに勝利 [写真]=Getty Images

 セリエA第33節が15日に各地で行われた。

 首位に立つミランは、本拠地『サン・シーロ』にジェノアを迎えた。前半11分、フランス人DFピエール・カルルが右サイドからアーリークロスを上げると、ボックス内に走り込んだポルトガル代表FWラファエル・レオンが左足ボレーで合わせ、ミランが先制に成功する。直近2試合をスコアレスドローで終えていたミランにとっては、幸先の良いスタートとなった。

 その後は後半終盤まで1点リードの展開が続いたが、87分にミランが追加点を挙げる。左サイドからスピード感あふれる攻撃を繰り出すと、最後はゴール前でブラジル人MFジュニオール・メシアスがシュート。一度相手GKに防がれたものの、こぼれ球を自ら押し込んだ。試合は2-0で終了。ミランがリーグ戦3試合ぶりの白星を手にした。

 ミランを追う2位のインテルは、敵地『スタディオ・アルベルト・ピッコ』でスペツィアと対戦。クロアチア代表MFマルセロ・ブロゾヴィッチのゴールで前半を1点リードで折り返したインテルだったが、後半はセットプレーからスペツィアに際どい場面を作られるなど気の抜けない展開が続く。それでも、73分にアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスが加点すると、88分にスペツィアに1点を返されたものの、アディショナルタイムの90+3分にチリ代表FWアレクシス・サンチェスがダメ押しゴールをマーク。インテルが3-1でスペツィアを下した。

 この結果、ミランは勝ち点を71に伸ばして首位を堅持。インテルはミランよりも消化試合数が1試合少ないなかで、勝ち点「2」差の69としている。

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