「第1ラウンドは一方的な展開」大谷翔平とジャッジのMVP対決は前者に軍配!米メディアが称賛「オオタニがスピードとパワーを見せつけた」
貴重な先制2ランを放った大谷は今季初盗塁も決めた(C)Getty Images
MVPによる直接対決の第1ラウンドは、大谷翔平に軍配が上がった。
現地4月18日(日本時間19日)、エンゼルスの大谷は敵地・ヤンキースタジアムで行われたヤンキース戦に「2番・DH」で先発出場。第1打席に、7試合ぶりとなる先制の4号2ランを放ち、5−2の勝利に貢献した。
【動画】歴史的な一発となった大谷翔平の4号2ラン!今季最速「187キロ」の弾丸アーチの映像
初回無死二塁の場面で打席に入った大谷は、ヤンキース先発クラーク・シュミットのスライダーを捉える。弾丸ライナーでライトフェンスを越えた打球は、今季最速の116・7マイル(約187・8キロ)、飛距離391フィート(約119メートル)の豪快な一発となった。9日(日本時間10日)のブルージェイズ戦以来、ホームランは出ていなかったが、昨季大谷とMVP争いを繰り広げたアーロン・ジャッジの前で、久々の一発を叩き込んだ。
この日は3打数1安打2打点加え、5回には今季初盗塁も決めた大谷。チームを牽引する活躍に、米ニュースメディア『NJ.com』は「ヤンキース、ショウヘイ・オオタニに対応できずエンゼルスに2−5で敗戦」と報じ、「オオタニがパワーとスピードを見せつけ、ヤンキースとのシリーズ開幕戦を5−2の勝利に導いた」と称賛した。
さらに同メディアは「オオタニとジャッジの対決シリーズの第1ラウンドは、一方的な展開となった」として「ジャッジは犠牲フライでヤンキースに2点目をもたらしたが、3打数0安打の2三振、大谷は3打数1安打で本塁打、盗塁、2打点だ」と二人の成績を対比している。
ここまで打者として打率・300の4本塁打11打点、投手として防御率0・86で2勝を上げている二刀流は、今季もハイレベルなパフォーマンスでファンを楽しませている。このまま調子を維持できれば、2年ぶりのMVPを手中に収めるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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