三塁打放つも全力疾走は回避…大谷翔平の”異変”の原因を指揮官が告白「ここ1週間ハムストリングの負傷で療養」

2024年5月26日(日)16時32分 ココカラネクスト

左ハムストリングの負傷は打撃にも影響を与えているように見える(C)Getty Images

 ドジャースの大谷翔平は5月25日(日本時間26日)、敵地でのレッズ戦に「2番・指名打者」で出場。第3打席に11打席ぶりの安打となる三塁打を放ったが、全力疾走ではなく、どこかをかばうような走塁だった。

【動画】大谷翔平が三塁打で見せた”異変” 全力疾走を控えた実際のランニングの様子

 2打席連続三振で迎えた6回表の第3打席。レッズの先発右腕ハンター・グリーンの低めのスプリットを捉え、打球は右翼線を突破。しかし、大谷はスピードを緩めてベースランニング。全力疾走とは言えない走りで、ギリギリ三塁を陥れた。ベース上では、三塁手がタッチしたグラブが当たって頭を気にするしぐさを見せた。

 大谷のプレーに、ドジャース専門メディア『Dodgers Nation』はXで、デーブ・ロバーツ監督のコメントを紹介。「ショウヘイ・オオタニはここ1週間ハムストリングの負傷で療養しており、それがこのプレーで全速力で走れなかった理由だと明かした」と投稿した。同16日(同17日)に牽制球が左ハムストリングに直撃したことが影響しているようだ。

 大谷はこの日、今季ワーストタイとなる1試合3三振を喫し、4打数1安打。チームは打線が繋がらず、今季ワーストの4連敗。得点圏で7打数0安打と安打が生まれず、決定力を欠いた。

 万全の状態ではない大谷が、チームを救う一打を放つことができるのか。次戦の活躍に期待がかかる。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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