大谷翔平が前日は本塁打を打った投手相手に二ゴロ 5打席連続凡退…試合は乱打戦に
2025年5月18日(日)13時17分 スポーツ報知
◆米大リーグ ドジャース—エンゼルス(17日、米カリフォルニア州ロサンゼルス=ドジャースタジアム)
ドジャース・大谷翔平投手(30)が17日(日本時間18日)、本拠地・エンゼルス戦に「1番・指名打者」でスタメン出場し、8—10で2点を追う8回先頭の5打席目は前日16日(同17日)に本塁打を放った右腕のゼファジャンと対戦したが、二ゴロに倒れた。
1回表は今季初先発となった通算212勝左腕・カーショーがオハピーに2点適時打を浴びるなど3失点。3点を追いかける展開で初回先頭で1打席目に立った大谷は、エンゼルス先発左腕Ty・アンダーソンに2球で追い込まれると外角低めのチェンジアップに手が出て空振り三振に倒れた。だがベッツ、フリーマンの連打で1死一、二塁のチャンスを作ると、パヘスが中堅へ9号3ランを放って追いついた。
3—3の同点で迎えた2回2死走者なしの2打席目はフルカウントから外角の直球をはじき返したが中直。鋭い当たりだったが、あとひと伸び足りなかった。カーショーは3、4回にも1点ずつを失い、2点を追う4回はE・ヘルナンデスのソロで1点差に迫ったが、大谷の2死一塁の3打席目は空振り三振。カーショーは4回5安打5失点で降板して今季初登板初勝利はならなかった。
1点を追う6回は2番手右腕・ネリスを攻め込んだドジャース。無死一、二塁でラッシングの右翼への適時二塁打で追いつくと、相手バッテリーの暴投で勝ち越した。大谷はエンゼルスでともにプレーした3番手左腕・デトマーズの前に遊ゴロ併殺打に倒れたが、その間に1点を追加した。大谷は開幕から出場42試合連続併殺なしだったが、前日に続き2戦連続の併殺打となった。
7回にはエンゼルスが5点を奪って再び逆転。7回裏にドジャースは1点を返して7回終了時点で8—10と乱打戦になった。
現地時間のこの日5月17日は、昨年米カリフォルニア州ロサンゼルス市が、選手としての功績や影響力などをたたえて制定した「大谷翔平の日」。昨年は試合前にロサンゼルス支庁を訪問し、市議会で表彰を受けると、その後本塁打を放って自ら祝砲とした。さらにこの日は、父・徹さんの63歳の誕生日でもある。
14日(同15日)の本拠地・アスレチックス戦で13号先頭打者本塁打を放つと、自身のボブルヘッド人形が来場者に配布された15日(同16日)の同カードでは2打席連続弾。さらに前日16日(同17日)の古巣・エンゼルス戦でも今季初の3試合連続弾となる16号ソロを放ち、日本人初の4試合連続本塁打への期待も高まっている。