「お互い30代超えてきたので...」菊池雄星 前日の大谷翔平との会話は「アンチエイジング」や「化粧水」

写真を拡大

　◇インターリーグ　エンゼルス6—4ドジャース（2025年5月18日　ロサンゼルス）

　エンゼルスの菊池雄星投手（33）が18日（日本時間19日）、敵地でのドジャース戦に先発。5回2/3を3安打1失点も移籍後、初白星は手にできなかったもののチームは接戦を制し、15年ぶりにドジャースタジアムでスイープに成功した。試合後は、前日の大谷翔平投手（30）との会話内容を明かし、笑いを誘った。

　大谷との今季初対戦は初回の第1打席こそ中飛に打ち取ったが、3回2死の第2打席は左前打、5回2死二塁の第3打席は右前適時打を許し、3打数2安打だった。

　大谷との対戦を振り返り「彼に関してはミーティングでは“シングルヒットだったらOK”ってそういう感じの話になりますね」とし「彼とジャッジだけはそういうミーティングになるので、シングルヒット2本打たれましたし、タイムリーも打たれましたけど、まぁ、流石だなって気持ちと、ホームランを防げて良かった。そういう感じです」と正直な心境を吐露した。

　前日17日（同18日）の試合前練習で山本由伸、佐々木朗希を交え4人で13分間談笑。大谷との会話について「大した話はしてないですよ。皆さんが喜ぶ話はしてないんで」とし「まぁ、お互い30代超えてきたので、アンチエイジングの話とか、化粧水は何がいいかとか、そういう話を聞いて、後は“一緒にドッグランしたいね”とか、犬を連れて。後はガッツリ僕の施設の営業をしてきました」と明かし、メディアの笑いを誘った。菊池は昨年、自身がプロデュースし整備費を全額負担した複合野球施設「King　of　the　Hill（KOH）」を故郷の岩手県花巻市でオープンしている。

　また、菊池、大谷、佐々木はそろって岩手の出身。自身の後を追うように後輩2人も海を渡った。ただ、「いや、もう…。佐々木君とか僕のこと見てないと思いますよ。高校時代とか、彼、非常に若かった時だと思うので」と自身が甲子園で活躍していた頃を10学年下の佐々木は知らないのではと謙遜した。

　その上で「ただ、こうやって世界で皆で集まって、世界一の舞台でいろんな話ができるのは非常にうれしかったし、距離も近いのでこれからまたドッグランをしたいと思います」と同じカリフォルニア州とあり、皆で犬を連れて遊びたいと繰り返し笑みを見せた。