最下位に沈む横浜FM。声明発表もコメントが空回り?

2025年5月19日(月)13時30分 FOOTBALL TRIBE

横浜F・マリノス 写真:Getty Images

 J1の横浜F・マリノスは5月17日のリーグ第17節で京都サンガに0-3と敗れ、クラブワーストタイとなる6連敗を喫した。今2025シーズンここまでわずか1勝で最下位(20位)に沈む中、クラブは同日公式サイトを通じて「ファン・サポーターの皆さまへ」と題した声明を発表。中山昭宏代表取締役社長名義で公開された文書だったが、サポーターからは厳しい声が相次いだ。
 特に反発を呼んだのが「横浜FMはこの順位(最下位)にいることが許されるクラブではありません」という一文だ。これに対し、サポーターからは「そもそも、それが傲りなのではないのか?」「逆に問うたら、この順位に甘んじていて許されるクラブがあるの?」といった辛口な意見が寄せられている。
 さらに、同声明文の抽象的な表現や曖昧な姿勢に対する失望も広がっている。「仰りたいことはわかるのですが、文章が抽象的すぎませんか?」「社長なら何かしら(具体策)考えてからまた声明出してください」といったように、期待された対策や指針が何も示されていない点を指摘するコメントが相次いだ。
 また、一部のサポーターからは、「スティーブ・ホーランド前監督の解任時点で言うべきだった」「ハリー・キューウェル前監督とホーランド前監督を連れてきた張本人(中山社長)が何言ってるんだよ」といった、過去の監督人事に対する不満もぶつけられた。
 危機的状況の中で発せられた横浜FMの公式声明。しかし、その内容がサポーターの不安や怒りを解消するには至らず、むしろ火に油を注ぐ形となっている。サポーターが、パトリック・キスノーボ監督や現場の選手、スタッフたちの奮起を求めているのは間違いない。今、首脳陣に問われているのは、クラブがこの危機的状況を打開する有効な具体策なのは間違いないだろう。

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