【F1】角田裕毅が最下位スタートから10位入賞! フェルスタッペン今季2勝目 エミリアロマーニャGP
2025年5月18日(日)23時41分 スポーツニッポン
◇F1第7戦エミリアロマーニャGP 決勝(2025年5月18日 イモラ・サーキット=1周4.909キロ×63周)
2番手から出たレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が第3戦日本GP以来4戦ぶり今季2勝目、通算65勝目をマークした。4番手スタートのマクラーレンのランド・ノリス(英国)が2位。ポールポジション(PP)だった同僚オスカー・ピアストリ(オーストラリア)は3位に終わり、連勝は3でストップした。
フェルスタッペンはスタート直後のターン2でピアストリをかわしてトップに浮上。14周目でタイヤ交換し、11番手でコース復帰して順位を上げていったピアストリに対し、先頭で快走を続けた。29周目でハースのエステバン・オコン(フランス)がマシントラブルによりストップ。バーチェルセーフティカー(VSC)が入ったタイミングでタイヤ交換と展開にも恵まれた。
45周目にメルセデスのアンドレアキミ・アントネッリ(イタリア)がストップしてセーフティーカー(SC)が出動。マクラーレン勢との差はなくなったが、残り10周で再開されたレースで逃げ切り。イモラ・サーキットでは4連勝で、レッドブルのF1通算400戦目を優勝で飾った。地元フェラーリ勢では12番手から出たルイス・ハミルトン(英国)が4位に入った。
予選でのクラッシュにより大破したマシンを修復したレッドブルの角田裕毅は、最下位20番手扱いのピットスタートから10位に食い込んだ。ミディアムタイヤで出た各車が早めにピットインする中、ハードタイヤで粘り、VSCが入った30周目でミディアムタイヤに交換。SCが入った際はコースにとどまって10番手に順位を上げ、最後はアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)の猛追をしのいで2戦連続入賞を果たした。
▽決勝順位
(1)フェルスタッペン(レッドブル)
(2)ノリス(マクラーレン)
(3)ピアストリ(マクラーレン)
(4)ハミルトン(フェラーリ)
(5)アルボン(ウィリアムズ)
(6)ルクレール(フェラーリ)
(7)ラッセル(メルセデス)
(8)サインツ(ウィリアムズ)
(9)ハジャー(レーシングブルズ)
(10)角田裕毅(レッドブル)
(11)アロンソ(アストンマーチン)
(12)ヒュルケンベルク(キックザウバー)
(13)ガスリー(アルピーヌ)
(14)ローソン(レーシングブルズ)
(15)ストロール(アストンマーチン)
(16)コラピント(アルピーヌ)
(17)ベアマン(ハース)
(18)ボルトレート(キックザウバー)
リタイア アントネッリ(メルセデス)
リタイア オコン(ハース)