【F1】フェルスタッペン会心の今季2勝目「パフォーマンス良かった」角田裕毅も1ストップ策完遂で10位

2025年5月19日(月)0時35分 スポーツニッポン

 ◇F1第7戦エミリアロマーニャGP 決勝(2025年5月18日 イモラ・サーキット=1周4.909キロ×63周)

 2番手から出たレッドブルのマックス・フェルスタッペン(オランダ)が1時間31分33秒199で第3戦日本GP以来4戦ぶり今季2勝目、通算65勝目をマークした。4番手スタートのマクラーレンのランド・ノリス(英国)が2位。ポールポジション(PP)だった同僚オスカー・ピアストリ(オーストラリア)は3位に終わり、連勝は3でストップした。

 フェルスタッペンはスタート直後のターン2でピアストリをかわしてトップに浮上。外側からサイド・バイ・サイドに持ち込んで一気に抜き去った。「スタートは特に良くなかったが、外側のレーンにいたのでいけると思ってトライしたらうまくいった」と振り返った。早めにタイヤを替えたピアストリに対して先頭を快走し、バーチェルセーフティカー(VSC)とセーフティーカー(SC)発動時にタイミング良くピットインと展開にも恵まれた。「(先頭で)ペースを上げることができたし、タイヤの状態も良かった。VSCもうまく使えてハードタイヤでもペースは良かった。レース再開もうまくコントロールして走り切れた」という会心のレースだった。

 イモラ・サーキットでは21年から足かけ4連勝。レッドブルのF1通算400戦目を飾り、5連覇を目指すドライバーズタイトルでも124点で3位と、トップのピアストリに22点差、2位ノリスに9点差と迫った。「チーム全員を誇りに思う。車のパフォーマンスもレース全体のパフォーマンスもとても良かった」と納得の表情を見せた。

 予選では衝撃のクラッシュでマシンを大破させた同僚の角田裕毅も、20番手扱いのピットスタートから10位に食い込んで2戦連続入賞を果たした。ハードタイヤでスタートして1ストップ作戦を完遂。レース状況を見極めてペースの上げ下げを行い、タイヤの消耗を抑えると同時に勝負どころではオーバーテークも決めた。最後はアストンマーチンのフェルナンド・アロンソ(スペイン)の猛追をしのいで入賞圏を死守した。

 ▽決勝順位

(1)フェルスタッペン(レッドブル)

(2)ノリス(マクラーレン)

(3)ピアストリ(マクラーレン)

(4)ハミルトン(フェラーリ)

(5)アルボン(ウィリアムズ)

(6)ルクレール(フェラーリ)

(7)ラッセル(メルセデス)

(8)サインツ(ウィリアムズ)

(9)ハジャー(レーシングブルズ)

(10)角田裕毅(レッドブル)

(11)アロンソ(アストンマーチン)

(12)ヒュルケンベルク(キックザウバー)

(13)ガスリー(アルピーヌ)

(14)ローソン(レーシングブルズ)

(15)ストロール(アストンマーチン)

(16)コラピント(アルピーヌ)

(17)ベアマン(ハース)

(18)ボルトレート(キックザウバー)

リタイア アントネッリ(メルセデス)

リタイア オコン(ハース)

スポーツニッポン

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