今季トレード「第3弾」は?高木豊氏が大胆予想、注目はパ・リーグ元首位打者...悩み深い部分あり「環境変えてあげたい」

2025年5月19日(月)17時10分 J-CASTニュース

プロ野球DeNAの元ヘッドコーチで野球解説者の高木豊氏(66)が2025年5月18日にユーチューブを更新し、今シーズンの各球団のトレードを独自予想した。

「新庄監督は選手に安心感を与えたくない」

今シーズンはここまで2件のトレードが成立している。

5月1日に西武の山野辺翔選手(30)が、金銭トレードでヤクルトに移籍した。

第2弾は、巨人とソフトバンクの間で成立した交換トレードだ。両球団は5月12日に、巨人・秋広優人内野手(22)、大江竜聖投手(26)と、ソフトバンクのリチャード内野手(25)の2対1のトレードが成立したことを発表した。

このような状況の中、動画は「【トレード考察】第3弾トレード大型トレードの可能性は?誰が動く!」などのタイトルで公開された。

高木氏はトレードに動きそうな球団に「日本ハム」を挙げ、その理由を次のように説明した。

「日本ハムが動きたいというのは、新庄(剛志)監督が(選手に)安心感を与えたくないというのがある。できない選手は環境を変えてあげようとか、そこに愛情が含まれている。このままうちの球団にいても(試合に)出れないよとか。うちの球団に来たら出れる選手。そういうことを仕掛ける監督。(新庄監督は)血の入れ替えは大事だと考えている人」

そして、トレード候補に松本剛外野手(31)の名を挙げた。

松本は「これからどんどん試合に出るチャンスがなくなる」

松本は東京・帝京高校から11年ドラフト会議で日本ハムに2位で指名され入団した。13年に1軍デビューを飾り、レギュラーに定着した22年に打率.347をマーク。パ・リーグの首位打者タイトルを獲得した。

首位打者になって以降、打率は一度も3割に届かず、23年は134試合に出場して打率.276。24年は127試合に出場して打率.236だった。

今シーズンは開幕から調子が上がらず、25試合に出場して打率.176、2打点、本塁打ゼロ。5月8日に出場選手登録を抹消され、2軍での調整が続いている。

高木氏は「環境を変えた方がいいと思うのは、松本剛」と切り出し、こう続けた。

「これからどんどん(試合に)出るチャンスがなくなる。吉田(賢吾)もキャッチャーということはなく、内野でもない、外野にくるかな。そこには水谷(瞬)もいる。万波(中正)も五十幡(亮汰)もいる。外野の争いに負けるような選手ではないと思うが、ここのところ打率も上がらないし、ちょっと悩みが深いなという部分がある。それだったら環境を変えてあげたいなと思う」

トレード候補の球団として、巨人と中日のセ・リーグ2球団を挙げた。

高木氏はトレードの可能性に言及し、「いち個人とすれば、環境を変えればできる人をみすみす置いておいて埋もらせるよりは、どこかへ行って、その要員としてきた人がまた活躍できるとか。そういうことを考えたほうがいいと思う」との持論を展開した。

果たして今シーズンのトレード第3弾はあるのか。各球団の動向に注目が集まる。

J-CASTニュース

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