不倫問題で9年間出禁処分「信頼を裏切り、深く傷つけて」 栗永遼キャディーがSNSで謝罪
2025年5月21日(水)8時5分 スポーツ報知
栗永遼氏
女子プロゴルフ3選手との不倫問題で、日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)から9年間の立ち入りの禁止処分が課されたキャディーの栗永遼氏が20日、自身のインスタグラムで「心より深くお詫び申し上げます」と謝罪した。
JLPGAは、3月に既婚者の栗永氏との不倫疑惑が報じられた22歳の川崎春花(村田製作所)、24歳の阿部未悠(ミネベアミツミ)、21歳の小林夢果(ヨコハマタイヤジャパン)に厳重注意と今年度に開催される新人セミナー第1日目から第3日目の受講を義務づけたと発表。栗永氏に対しては、「9年間のツアー競技または弊協会に関連するイベント等の会場への立ち入り禁止」の処分が発表された。
栗永氏の投稿は以下の通り。
この度は一連の報道により不快に思われた方々、大変申し訳ございませんでした。
心より深くお詫び申し上げます。
さらに各相手選手のご家族、並びにご関係者の皆様、JPGAを応援してくださっているファンの皆様、スポンサーの皆様、同僚のプロキャディーの皆様、その他多くのゴルフ関係者の方々に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、重ねてお詫び申し上げます。
大変申し訳ありませんでした。
今回、自分の行動によって、信じてくださっていた方々の信頼を裏切り、深く傷つけてしまいました。
自分の未熟さ、軽率さ、そして自分本位な行動が、どれほど多くの方の想いや努力を踏みにじってしまったのか。
報道が出てから今日に至るまで、その重みと向き合いながら、後悔と自責の念に苛まれる日々を過ごしてまいりました。
本来、キャディーという立場は、選手を支え、頼される存在でなければなりません。
その役割を自覚できていなかったことが、結果として多くの方々にご迷惑をおかけする事態を招いてしまいました。
このような状況を受け、キャディーとしての活動は当面自粛し、反省の時間を頂いておりました。
その間、関係各所へ直接謝罪とご挨拶に伺い、改めて自分がどれだけ多くの方に支えられてきたのかを痛感いたしました。
今はただ、謝ることしかできません。
どれだけ反省をしても、どれだけ悔やんでも、過去の行動を消すことはできません。
しかしこの反省を決して無駄にせず、今後はプロフェッショナルとしての自覚を持ち、真摯に、謙虚に、人として成長し続けていくことで、少しずつでも信頼を取り戻していけるよう努めてまいります。
改めまして、今回の件でご迷惑をおかけしましたすべての皆様に、心より深くお詫び申し上げます。