暇すぎる高校生が成し遂げた〝偉業〟に24万人驚がく 「一種の芸術」「展示出来る」

2025年5月22日(木)8時0分 Jタウンネット

「高校の頃暇すぎてずっと線書いてた」

そんな呟きと共に投稿された〝落書き〟に多くのXユーザーが度肝を抜かれた。

滋賀県出身の大学4回生・@_oo_oo_oo_oo__oさんが2025年5月18日に投稿したのは、白い紙にほとんど隙間なくビッシリと書きこまれたグニャグニャした模様だ。

非常に細かく複雑で、かなりの手間と時間がかかった力作であることが窺える。

しかも、@_oo_oo_oo_oo__oさんは写真にこんなコメントを添えていた。

「これ一本の線」

これ、一本の、線!?

Jタウンネット記者は19日、本人に詳しい話を聞いた。

「何かを成し遂げたい」という一心で

取材に応じた@_oo_oo_oo_oo__oさんによると、紙一杯の「一本の線」を描いたのは2022年の冬頃。

当時@_oo_oo_oo_oo__oさんは高校3年生。教室の自分の机の上でコツコツと線を書き続けていたのだという。

「高校の期末テストの最中で、私は勉強が全く出来なかったので10分ほどでテストを放棄して、余り時間が退屈だったのがきっかけです」(@_oo_oo_oo_oo__oさん)

普段のテスト中もよく落書きをしていたという@_oo_oo_oo_oo__oさん_oo_oo_oo_oo__oさん。高校生活も終盤になっていたこともあり、「卒業までに何か小さなことでもいいから成し遂げたい!」という気持ちから、問題用紙の裏側の空白を線で埋めようと思い立ったそうだ。

以降、卒業間際までの約1か月間にわたり授業中にちまちまと書き続け、最終登校日の直前くらいに完成したという。継続は力なりとは、いうけれど......。

「完成したときの達成感と嬉しさは尋常じゃなかったですね。それと同時にやっと終われた開放感みたいなものもありました。
今まで小さいことでも中途半端で投げやりにしていた自分が、初めて何か一つのことに熱中して最後までやり遂げたのでとにかく嬉しくて友達や家族にも自慢しました」(@_oo_oo_oo_oo__oさん_oo_oo_oo_oo__oさん)

ちなみに、この「一本線」を披露した相手からの反応は、ほとんどが「すごっ!」からの「キモ(笑)」だったとか。母親も同様の反応だったそうだが、「私自身が何も出来ない人間なのは知っていたのですごく喜んでくれましたね(笑)」。

1か月の長きにわたる地道な作業の末に完成した巨大な「一筆書き」。@_oo_oo_oo_oo__oさん@_oo_oo_oo_oo__oさんが成し遂げた一種の〝偉業〟に、X上では24万件以上のいいね(21日昼時点)のほか、こんな声が寄せられている。

「どんな集中力してんですか......」
「なんかもうある一種の芸術に見えてきた」
「トリュフの断面」
「これは美術品として展示出来ると思うのですが」

Jタウンネット

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