大谷翔平の日に自己最長4戦連発ならず メジャー2度目の6の0 チームはア西地区最下位エ軍に痛恨の連敗

2025年5月18日(日)13時56分 スポーツニッポン

 ◇インターリーグ ドジャース9—11エンゼルス(2025年5月17日 ロサンゼルス)

 ドジャースの大谷翔平投手(30)は17日(日本時間18日)、本拠でのエンゼルス戦に「1番・DH」で先発出場。メジャー2度目の6打数無安打に終わり、4試合ぶりの無安打。連続試合出塁は13で止まった。試合はドジャースが2度追いつく粘りを見せたが、7回にローガン・オハピー捕手(25)の3ランなどで逆転され、ア・リーグ西地区最下位のエンゼルス相手に痛恨の連敗を喫した。ドジャースはエンゼルスとの「フリーウエー・シリーズ」で2019年以来のカード負け越しとなった。

 昨年5月17日にロサンゼルス市がその功績を称え、背番号17にちなんで「大谷翔平の日」と制定。直後の試合で一発を放つなど4打数1安打2打点2得点の活躍を見せた。

 しかし、この日は変則左腕アンダーソンに苦戦。初回はチェンジアップにタイミングを外されて3球三振に打ち取られると、3—3の2回2死走者なしで迎えた第2打席はフルカウントから外角速球を捉えたが、中飛に終わった。

 4—5と1点を追う4回2死走者なしの第3打席はカウント1—2からアンダーソンが横手から投球するなど、大谷を幻惑。この1球はボールとなったが、最後はフルカウントから、上手から投じたチェンジアップにまたもタイミングを外されて空振り三振に倒れた。

 第4打席は3番手左腕デトマーズとの対戦。この打席は初球の浮いた速球を積極的に打ちに出て、当たりは良かったが遊撃手の正面。三塁走者が生還したが、併殺打に終わったため大谷に打点は付かなかった。本塁打が出ればメジャー自己最長の4試合連続本塁打だったが、待望の一発は生まれなかった。

 6回を終わって7—5と2点リードで7回を迎えたが、ドジャースは救援陣が乱調でこの回だけで5失点。260日ぶりの復帰登板となった先発左腕カーショーは4回5失点で復帰戦を飾れなかった。

 大谷の第6打席は9—11と2点を追う9回1死一塁。代打スミスが大谷の前で左前打を放ち、代走にキム・ヘソンが送られた。しかし、大谷は2球目を打って二塁へのゴロ。際どいタイミングだったが、二塁でキムが封殺された。

 一塁に残った大谷は相手守備陣が警戒していない隙をついて二塁へ進塁。さらにエンゼルスの守護神ジャンセンが大谷の足を警戒して故意にボークし、大谷を三塁へ進めたがベッツが中飛に倒れてゲームセットとなった。ドジャースは大谷以外の先発メンバー全員が安打を放ったが、期待の大谷に最後まで快音は響かなかった。

スポーツニッポン

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