スーパーGT:鈴鹿サーキットでタイヤメーカーテストがスタート。雨の中19台が周回
4月24日から、鈴鹿サーキットでスーパーGTのタイヤメーカーテストがスタートした。5月25〜26日の第3戦鈴鹿を見据えたものだが、走行1日目はあいにくの雨模様でのテストに。初日は午前のセッション1でau TOM’S LC500がマークした1分54秒225というタイムが最速となった。
4月13日に決勝レースが行われた第1戦から2週間。GT500クラスが8台、GT300クラスは11台が参加し、第3戦鈴鹿を見据えたタイヤメーカーテストが鈴鹿サーキットでスタートした。4月20〜21日に行われた全日本スーパーフォーミュラ選手権や全日本F3選手権から鈴鹿に滞在しつづけているスタッフも多いほか、雨の第1戦でマシンにダメージを受けたチームも多く、カラーリングが施されていなかったりする部分も見られた。
そんななか、第1戦で1回目の赤旗中断のきっかけとなった大クラッシュに見舞われたGAINER TANAX triple a GT-Rも、チームスタッフが懸命の作業を続け、この鈴鹿テストにカラーリングも施されて復活。1日目から無事に走行を果たしている。
ただ迎えた4月24日の走行初日の鈴鹿サーキットは雨模様。走り出しは雨も多く、その後は少しずつ雨脚も弱まったものの、終日ウエットコンディションでの走行となった。なおこのコンディションもあり、走行時間も変更。テスト2日目となる25日は午前・午後ともに30分間ずつセッションが延長されている。
そんな1日目の走行だが、各チームともウエットコンディションのなかテストメニューをこなしていくことに。この日はアクシデントもなく、赤旗中断は一度もなかった。
午前のセッション1では、GT500クラスはau TOM’S LC500が1分54秒225をマークしトップタイム。カルソニックIMPUL GT-Rが1分54秒403で2番手、RAYBRIG NSX-GTが1分55秒773で3番手につけた。4番手にはミシュランを履くMOTUL AUTECH GT-Rが1分56秒439で続き、5番手にはダンロップのModulo Epson NSX-GTが1分57秒562で続いた。
GT300クラスは、LEON PYRAMID AMGが2分05秒877でトップタイム。SUBARU BRZ R&D SPORTが2番手、GAINER TANAX GT-Rが3番手で続き、ダンロップ勢が2〜3番手につけた。4番手にはグッドスマイル 初音ミク AMG、5番手にはHitotsuyama Audi R8 LMSが続いている。
午後のセッション2はカルソニックIMPUL GT-Rが1分54秒693をマークし首位に。Modulo Epson NSX-GTが1分56秒874で2番手につけた。3番手にはMOTUL AUTECH GT-R、4番手にau TOM’S LC500、5番手にWedsSport ADVAN LC500と続いた。
GT300クラスは午前に続きLEON PYRAMID AMGが首位。SUBARU BRZ R&D SPORT、グッドスマイル 初音ミク AMG、GAINER TANAX GT-R、31号車TOYOTA GR SPORTS PRIUS PHV apr GTというトップ5となった。
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