S耐:林テレンプが国本雄資の起用発表。平中、吉田らと富士24時間参戦へ
4月25日、2018年シーズンよりピレリ・スーパー耐久シリーズに挑んでいる林テレンプSHADE RACINGは5月31日〜6月3日、静岡県・富士スピードウェイで開催されるシリーズ第3戦富士SUPER TEC 24時間レースに参戦するが、同レースで起用する第4ドライバーとして国本雄資を迎えると発表した。
自動車内装部品や液晶バックライト、アフターパーツなどのサプライヤーとして知られる林テレンプは、ドライバーやメカニックなど、レースの活動に関わる全スタッフが自社の従業員というチームで、2015年からTOYOTA GAZOO Racing 86/BRZ Raceに参戦。今季は林テレンプSHADE RACINGとしてスーパー耐久シリーズのST-4クラスに新規エントリーしている。
チームのデビュー戦となった開幕戦鈴鹿では、5時間のレースをHIRO HAYASHIとエースドライバーの平中克幸の2名体制で走りきり、群雄割拠のST-4クラス初レースで5位入賞を飾った。
そんなチームは、シリーズ第3戦として行われる富士24時間の第3ドライバーとして、スーパーGTでは平中と同じGAINERに所属する吉田広樹の起用を今年2月に発表しているが、今回、このラインアップに加えて2016年の全日本スーパーフォーミュラ選手権王者である国本を新たに迎えるとアナウンス。4名体制で10年ぶりの国内開催となる富士24時間に挑む。
「林テレンプSHADE RACINGからスーパー耐久第3戦富士SUPER TEC24時間レースに参戦することになり、今からこのチームと仕事ができるのがとても楽しみです」とチームのホームページにコメントを寄せた国本。
「チームに貢献できるように、そして、レース後にチームスタッフ、林テレンプの皆さま全員で喜びを分かち合えるようなレースになればと思います。全力で戦いますので、応援宜しくお願いします」
第2戦SUGOラウンドをスキップし24時間の大舞台に臨む林テレンプSHADE RACING。参戦するST-4クラスは、FIA GT3マシンが争うST-Xクラスなどの上位クラスと比べれば、決して華形のクラスとは言い難いが、強力なドライバーラインアップを揃えた同チームの走りは、多くの注目を集めることになるだろう。
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