フェラーリF1、マイアミGP限定リバリーを発表。レッドを基調としつつ、2種類のブルーがアクセントに
5月1日、スクーデリア・フェラーリHPは、日本時間5月4〜6日に開催される2024年F1第6戦マイアミGPの限定のスペシャルマシンリバリーをチームのオフィシャルSNS上で発表した。フェラーリ社の北米上陸70周年を記念して、2種類のブルーを取り入れたスタイリングとなっている。
2種類のブルーは、いずれもフェラーリの歴史、そして記憶に刻まれた『アズーロ・ラ・プラタ』と『アズーロ・ディーノ』だ。
『アズーロ・ラ・プラタ』はアルゼンチンのナショナルレーシングカラーであり、1952年と1953年の世界チャンピオン、アルベルト・アスカリがウエアやヘルメットに取り入れていたことでも知られる。
以降、ジョン・サーティース、ロレンツォ・バンディーニ、ルドヴィコ・スカルフィオッティ、クリス・エイモン、そしてニキ・ラウダなど、フェラーリ・ドライバーがレーシングスーツにこのブルーをあしらった。
『アズーロ・ディーノ』は比較的濃いブルーであり、アルトゥーロ・メルツァリオやクレイ・レガツォーニなど数多くのスクーデリアのドライバーが好んで身に着けたことで、フェラーリファンの記憶に残るブルーとなった。
これら2種類のブルーは日本時間5月4〜6日に開催される2024年F1第6戦マイアミGPにおいて、フェラーリ社の北米上陸70周年を記念し、フェラーリの2024年型F1マシン『SF-24』に施されることとなった。
フェラーリレッドを基調としつつ、フロントウイング、リヤウイング、そしてサイドポッドからエンジンカバーにかけて、そしてヘイローとホイールカバーにブルーがアクセント的に入ったことで、通常のカラーリングとはまた大きく違った印象を与える。
また、マイアミGPを前に新たなタイトルスポンサーに就任したアメリカの電機メーカーであるHPのブルーとホワイトのロゴも随所に入ったことで、さらに青みが強まったリバリーとなっている。
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