2位フィニッシュに暗雲…モウリーニョ監督、敗因は「気持ちの差」

サッカーキング2018年5月5日(土)9時38分

ブライトン戦のジョゼ・モウリーニョ監督 [写真]=Getty Images

 マンチェスター・Uのジョゼ・モウリーニョ監督が4日に行われたブライトン戦後のインタビューで、気持ちの差が敗因だと語った。

 ブライトンのホームで行われた一戦は、パスカル・グロスが57分に決めたヘディング弾が決勝点になり、マンチェスター・Uは0-1で敗れた。

 同試合でブライトンがプレミアリーグ残留を決めた一方で、リーグ2位のマンチェスター・Uにとっては手痛い敗戦。同試合数を消化している3位リヴァプールとの勝ち点差は「5」、1試合未消化の4位トッテナムとの勝ち点差は「6」という状況になり、2位フィニッシュに暗雲が漂っているかもしれない。

 試合後、モウリーニョ監督はインタビューで次のように話した。

「途中出場した選手たちが良いパフォーマンスができなかったので、十分ではなかった。個人レベルで良いパフォーマンスができなければ、チームとして良いレベルのパフォーマンスをするのは難しくなる。これで出場機会が少ない選手がいる意味を理解してもらえたと思う」

「ラスト20分のプレーはポジティブなものだったが、誰も負けたくはないのだから至って当たり前の反応だ。しかし、我々はゴールを奪えず勝ち点を取れなかった。試合全体、特に前半は相手の方が我々より力強かったね。より勝利に対する意欲が強かった。彼らと我々には今日の試合に臨むにあたって気持ちの差があったと思う」

「リーグ2位で終えるのに勝ち点4が必要ということ、それが重要なことなのを選手たちに上手く伝えられなかった。私にとっては重要だ。ブライトンの選手にとっては、勝ち点1で十分だった。それが彼らにとって大きなことで、全てだった。彼らは試合にかけた姿勢のおかげで、ボーナスを得たね」

「選手たちのことをわかっているので、失望したとは言わない。しかしシーズン中に私の決断を批判している連中にわかってもらえるかもしれない。どうしていつもルカクなんだと言われるが、その理由はわかっただろう」

 マンチェスター・Uは、10日にアウェイでのウェストハム戦、13日にホームでのワトフォード戦を控えている。また、19日にはFA杯決勝チェルシー戦も行われる予定だ。

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