“ル・マンの帝王”ジャッキー・イクス、第86回大会でグランドマーシャルに就任
6月16〜17日に行われる第86回ル・マン24時間耐久レースで、同大会で6回の優勝を飾り“ル・マンの帝王”とも称されるジャッキー・イクスがグランドマーシャルを務めることが発表された。
現在73歳のイクスは、決勝レーススタート直前のフォーメーションラップでペースカーに搭乗。トヨタTS050ハイブリッドをはじめとするLMP1マシンやLMP2マシン、フォードGT、BMW M8 GTE、ポルシェ911 RSRなどのレーシングカーを先導する大役を務める。
「このイベントでグランドマーシャルの役目を務めることをうれしく思う」とイクス。
「ル・マンはいつも私を受け入れてくれる。ドライバーとしてはもちろん、レースディレクターとしても素晴らしい時間を過ごした」
「今年はグランドマーシャルとして現地に赴くことになる。私がドライブするマシンの後ろに栄光を目指すドライバーたちが列をなしている様子が目に浮かぶよ」
ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン代表は「誰もがジャッキー・イクスが素晴らしいドライバーで、尊敬に値する人物だと知っている。2018年のル・マン24時間でグランドマーシャルを務める人物として最適だ」と述べている。
「ジャッキー・イクスが60台におよぶ隊列を率いることになれば、レースは確実に成功するだろう。とにかく彼がこの任を引き受けてくれたことをうれしく思う。彼は耐久レース界の父だからね」
「ル・マン」をもっと詳しく
「ル・マン」のニュース
-
苦戦続くBMW Mハイブリッド V8が2戦目で得た自信。三味線は「一目瞭然でバレる」とレネ・ラスト5月22日12時6分
-
BMW、14年ぶりにル・マンへ投入する“アートカー”のデザイン公開。20号車Mハイブリッド V8が『20台目』に5月22日9時55分
-
ハイパーカー増大の余波で、ル・マンのパドックレイアウトに“悲鳴”。痛い出費の連続にチームからは不満の声5月22日7時15分
-
ル・マンでドルゴヴィッチを起用するAXR、正規の“助っ人”トム・ブロンクビストの欠場理由を説明5月21日12時35分
-
ヴァルキリーLMHの開発は「予定どおり」とアストンマーティン。WECの2台体制義務化にも対応する姿勢を示す5月18日12時43分
-
中嶋一貴が2024年ル・マン24時間レースのグランドマーシャルに任命される5月18日0時47分
-
600馬力超の水素エンジン車がル・マンで走行へ『リジェJS2 RH2』が加わりデモラン出走は3台に5月16日7時10分
-
プジョー、WECスパでの9X8のペースに落胆も、次戦のル・マン24時間では異なる結果に期待5月15日12時10分
-
アコスタ「奇妙な動きをしていたライダーがいた」上位争い中に行き場を喪失、初の転倒リタイアに/第5戦フランスGP5月15日7時5分
-
施された大きな変更と小さな違いで、クアルタラロがル・マンで披露した渾身の走り/MotoGP第5戦フランスGP5月15日3時15分
スポーツニュースランキング
-
1井上尚弥に止まぬ特大評価 リング誌の“ウシク1位”にメキシコ名伯楽が異論「イノウエはあまり騒がない。それでも十分偉大」 ココカラネクスト
-
2大谷翔平が“史上5人目の快挙”へ! 第1打席に左前打で4試合連続安打 打率「.350」維持なら歴史的記録を達成 ココカラネクスト
-
3JRAが競馬ファンに注意喚起 「競馬場へ移動中の騎手に関するお願い」として写真撮影やサイン等お断り スポーツニッポン
-
4久保建英、鈴木唯人は国際Aマッチ期間外のパリ五輪出場は不参加へ…山本ND「招集はできないという結論に現状で至っている」 スポーツ報知
-
526年WBC開催地が発表 プールCは東京ドーム 決勝は昨年と同じく侍ジャパン世界一の地・フロリダ スポーツニッポン