“ル・マンの帝王”ジャッキー・イクス、第86回大会でグランドマーシャルに就任

2018年5月11日(金)21時26分 AUTOSPORT web

 6月16〜17日に行われる第86回ル・マン24時間耐久レースで、同大会で6回の優勝を飾り“ル・マンの帝王”とも称されるジャッキー・イクスがグランドマーシャルを務めることが発表された。


 現在73歳のイクスは、決勝レーススタート直前のフォーメーションラップでペースカーに搭乗。トヨタTS050ハイブリッドをはじめとするLMP1マシンやLMP2マシン、フォードGT、BMW M8 GTE、ポルシェ911 RSRなどのレーシングカーを先導する大役を務める。


「このイベントでグランドマーシャルの役目を務めることをうれしく思う」とイクス。


「ル・マンはいつも私を受け入れてくれる。ドライバーとしてはもちろん、レースディレクターとしても素晴らしい時間を過ごした」


「今年はグランドマーシャルとして現地に赴くことになる。私がドライブするマシンの後ろに栄光を目指すドライバーたちが列をなしている様子が目に浮かぶよ」


 ACOフランス西部自動車クラブのピエール・フィヨン代表は「誰もがジャッキー・イクスが素晴らしいドライバーで、尊敬に値する人物だと知っている。2018年のル・マン24時間でグランドマーシャルを務める人物として最適だ」と述べている。


「ジャッキー・イクスが60台におよぶ隊列を率いることになれば、レースは確実に成功するだろう。とにかく彼がこの任を引き受けてくれたことをうれしく思う。彼は耐久レース界の父だからね」


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