ベストイレブン形式で振り返る…○○人として初めてプレミアを制覇した選手は誰?
サッカーキング2020年5月20日(水)17時32分
母国にプレミア制覇をもたらした選手たち [写真]=Getty Images
1992年に創設されて以降、プレミアリーグでは世界各国のスター選手たちがプレーしてきた。その中には、優勝を勝ち取った者も数多い。イギリスメディア『Football365』は、「○○人として初めてプレミア制覇を果たした選手」を特集。ベストイレブン形式で紹介している。
なお、日本人選手のプレミアリーグ優勝は3回。稲本潤一(現SC相模原)が2001-02シーズンにアーセナルで、香川真司(現サラゴサ)が2012-13シーズンにマンチェスター・Uで、岡崎慎司(現ウエスカ)が2015-16シーズンにレスターでチャンピオンに輝いた。いずれもプレミアリーグ初挑戦で掴んだタイトルだった。
※フォーメーションは4-4-2を採用
▼GK イェンス・レーマン
国籍:ドイツ
初めて優勝したシーズン:2003-04(アーセナル)
ドイツ人選手で初めてプレミアリーグ優勝を経験したのはレーマンだ。2003年夏にドルトムントから加入すると、イングランド代表正GKだったデビッド・シーマンの後継者としてゴールマウスに君臨。リーグ戦全試合に出場して、シーズン無敗優勝を成し遂げた。
▼DF ヘニング・ベルグ
国籍:ノルウェー
初めて優勝したシーズン:1994-95(ブラックバーン)
現在マンチェスター・Uで監督を務めるオーレ・グンナー・スールシャールなど、プレミアリーグでは数多くのノルウェー人選手がプレーしてきた。そんな中、初めて優勝を勝ち取ったのはベルグ。1993年にブラックバーンに加入すると、2年目に初優勝。さらにマンチェスター・Uに在籍した1998-99、1999-2000シーズンにもリーグ王者に輝いた。ベルグは、異なる2つのクラブでプレミアリーグのタイトルを獲得した初めての選手でもある。
▼DF コロ・トゥーレ
国籍:コートジボワール
初めて優勝したシーズン:2003-04(アーセナル)
アーセナルが無敗優勝を成し遂げた2003-04シーズン、コートジボワール人選手として初めてトロフィーを掲げたのがK・トゥーレだった。ソル・キャンベルとセンターバックコンビを組み、鉄壁の守備を構築。背後にはレーマンが控えていた。その8年後には、マンチェスター・Cで自身2度目のプレミアリーグ制覇を達成。弟のヤヤ・トゥーレと共に優勝を味わった。
▼DF ヴァンサン・コンパニ
国籍:ベルギー
初めて優勝したシーズン:2011-12(マンチェスター・C)
2011-12シーズンのマンチェスター・C優勝は、クラブ史上初の快挙であると同時に、ベルギー人選手にとっても初の栄冠だった。コンパニはその後も主将として3度の優勝を経験。黄金時代に突入したチームの象徴的存在だった。
▼DF デニス・アーウィン
国籍:アイルランド
初めて優勝したシーズン:1992-93(マンチェスター・U)
プレミアリーグの“初代王者”に輝いたマンチェスター・Uには、イングランド、スコットランド、ウェールズ出身の選手が複数いた。一方、アイルランド人選手はただ一人、アーウィンだけだった。なおプレミアで優勝経験のあるアイルランド人選手は他に4人。そのうちマンチェスター・U以外のクラブに所属していたのは、チェルシーで2度の優勝に貢献したダミアン・ダフだけだ。
▼MF ジョルディ・クライフ
国籍:オランダ
初めて優勝したシーズン:1996-97(マンチェスター・U)
オランダ人選手で最も早くプレミアリーグ優勝を達成したのがジョルディ・クライフ、オランダのレジェンドとして知られるヨハン・クライフの息子である。1996年夏にバルセロナからマンチェスター・Uに移籍すると、1年目からリーグ制覇を達成。度重なるケガで16試合の出場にとどまったが、デニス・ベルカンプやマルク・オーフェルマルスが翌シーズン、アーセナルで初優勝を果たすよりも一足早く栄冠をつかんだ。
▼MF フアン・セバスティアン・ベロン
国籍:アルゼンチン
初めて優勝したシーズン:2002-03(マンチェスター・U)
これまた意外な事実かもしれない。アルゼンチン人選手で初めてプレミアリーグ優勝を味わったのはベロン。マンチェスター・U加入2年目となる2002-03シーズンに頂点に立った。しかし翌シーズンから在籍したチェルシーでも期待されたパフォーマンスを発揮することはできず、「プレミア史上最悪の補強選手」と評価は散々だった。
▼MF エドゥ
国籍:ブラジル
初めて優勝したシーズン:2001-02(アーセナル)
今季から古巣アーセナルでテクニカル・ディレクターを務めるエドゥ。“インビンシブルズ”のメンバーとしてのイメージが強いものの、彼にとってのプレミアリーグ初制覇は加入1年目の2001-02シーズンだった。欧州初上陸を果たしたそのシーズンに、ブラジル人として初のプレミア優勝を果たした。
▼MF ホセ・アントニオ・レジェス
国籍:スペイン
初めて優勝したシーズン:2003-04(アーセナル)
プレミアリーグでは、シャビ・アロンソ、セスク・ファブレガス、フェルナンド・トーレス、サンティ・カソルラ、ダビド・シルバら多くのスペイン人選手がプレーしたきた。そんな中、初めて王者に輝いたのがレジェス。2004年1月にセビージャから加入すると、出場13試合で優勝メダルを手にした。昨年、不慮の事故で亡くなったが、その功績が色あせることはない。
▼FW マリオ・バロテッリ
国籍:イタリア
初めて優勝したシーズン:マンチェスター・C(2011-12)
ジャン・フランコ・ゾラ、ジャンルカ・ヴィアリ、ロベルト・ディ・マッテオ、パオロ・ディ・カーニオなど、プレミアリーグでは早くからイタリア人選手が活躍してきた。しかし長らくリーグタイトルには恵まれず、創設から20年が経過した2012年に初めて王者の称号を得た。それが“悪童”として名高いバロテッリというのも興味深い。
▼FW エリック・カントナ
国籍:フランス
初めて優勝したシーズン:1992-93(マンチェスター・U)
英国系を除くと、プレミアリーグに最も多くの選手を輩出した国はフランスだという。その数は200名を上回っている。これまでにティエリ・アンリなど数々の名手がプレーしてきたが、初めて優勝を味わったのがカントナだ。プレミアリーグへ変わる前の最後のトップリーグをリーズの一員として制覇したあと、マンチェスター・Uに移籍して王者に輝いた。
(記事/Footmedia)
なお、日本人選手のプレミアリーグ優勝は3回。稲本潤一(現SC相模原)が2001-02シーズンにアーセナルで、香川真司(現サラゴサ)が2012-13シーズンにマンチェスター・Uで、岡崎慎司(現ウエスカ)が2015-16シーズンにレスターでチャンピオンに輝いた。いずれもプレミアリーグ初挑戦で掴んだタイトルだった。
※フォーメーションは4-4-2を採用
▼GK イェンス・レーマン
国籍:ドイツ
初めて優勝したシーズン:2003-04(アーセナル)
ドイツ人選手で初めてプレミアリーグ優勝を経験したのはレーマンだ。2003年夏にドルトムントから加入すると、イングランド代表正GKだったデビッド・シーマンの後継者としてゴールマウスに君臨。リーグ戦全試合に出場して、シーズン無敗優勝を成し遂げた。
▼DF ヘニング・ベルグ
国籍:ノルウェー
初めて優勝したシーズン:1994-95(ブラックバーン)
現在マンチェスター・Uで監督を務めるオーレ・グンナー・スールシャールなど、プレミアリーグでは数多くのノルウェー人選手がプレーしてきた。そんな中、初めて優勝を勝ち取ったのはベルグ。1993年にブラックバーンに加入すると、2年目に初優勝。さらにマンチェスター・Uに在籍した1998-99、1999-2000シーズンにもリーグ王者に輝いた。ベルグは、異なる2つのクラブでプレミアリーグのタイトルを獲得した初めての選手でもある。
▼DF コロ・トゥーレ
国籍:コートジボワール
初めて優勝したシーズン:2003-04(アーセナル)
アーセナルが無敗優勝を成し遂げた2003-04シーズン、コートジボワール人選手として初めてトロフィーを掲げたのがK・トゥーレだった。ソル・キャンベルとセンターバックコンビを組み、鉄壁の守備を構築。背後にはレーマンが控えていた。その8年後には、マンチェスター・Cで自身2度目のプレミアリーグ制覇を達成。弟のヤヤ・トゥーレと共に優勝を味わった。
▼DF ヴァンサン・コンパニ
国籍:ベルギー
初めて優勝したシーズン:2011-12(マンチェスター・C)
2011-12シーズンのマンチェスター・C優勝は、クラブ史上初の快挙であると同時に、ベルギー人選手にとっても初の栄冠だった。コンパニはその後も主将として3度の優勝を経験。黄金時代に突入したチームの象徴的存在だった。
▼DF デニス・アーウィン
国籍:アイルランド
初めて優勝したシーズン:1992-93(マンチェスター・U)
プレミアリーグの“初代王者”に輝いたマンチェスター・Uには、イングランド、スコットランド、ウェールズ出身の選手が複数いた。一方、アイルランド人選手はただ一人、アーウィンだけだった。なおプレミアで優勝経験のあるアイルランド人選手は他に4人。そのうちマンチェスター・U以外のクラブに所属していたのは、チェルシーで2度の優勝に貢献したダミアン・ダフだけだ。
▼MF ジョルディ・クライフ
国籍:オランダ
初めて優勝したシーズン:1996-97(マンチェスター・U)
オランダ人選手で最も早くプレミアリーグ優勝を達成したのがジョルディ・クライフ、オランダのレジェンドとして知られるヨハン・クライフの息子である。1996年夏にバルセロナからマンチェスター・Uに移籍すると、1年目からリーグ制覇を達成。度重なるケガで16試合の出場にとどまったが、デニス・ベルカンプやマルク・オーフェルマルスが翌シーズン、アーセナルで初優勝を果たすよりも一足早く栄冠をつかんだ。
▼MF フアン・セバスティアン・ベロン
国籍:アルゼンチン
初めて優勝したシーズン:2002-03(マンチェスター・U)
これまた意外な事実かもしれない。アルゼンチン人選手で初めてプレミアリーグ優勝を味わったのはベロン。マンチェスター・U加入2年目となる2002-03シーズンに頂点に立った。しかし翌シーズンから在籍したチェルシーでも期待されたパフォーマンスを発揮することはできず、「プレミア史上最悪の補強選手」と評価は散々だった。
▼MF エドゥ
国籍:ブラジル
初めて優勝したシーズン:2001-02(アーセナル)
今季から古巣アーセナルでテクニカル・ディレクターを務めるエドゥ。“インビンシブルズ”のメンバーとしてのイメージが強いものの、彼にとってのプレミアリーグ初制覇は加入1年目の2001-02シーズンだった。欧州初上陸を果たしたそのシーズンに、ブラジル人として初のプレミア優勝を果たした。
▼MF ホセ・アントニオ・レジェス
国籍:スペイン
初めて優勝したシーズン:2003-04(アーセナル)
プレミアリーグでは、シャビ・アロンソ、セスク・ファブレガス、フェルナンド・トーレス、サンティ・カソルラ、ダビド・シルバら多くのスペイン人選手がプレーしたきた。そんな中、初めて王者に輝いたのがレジェス。2004年1月にセビージャから加入すると、出場13試合で優勝メダルを手にした。昨年、不慮の事故で亡くなったが、その功績が色あせることはない。
▼FW マリオ・バロテッリ
国籍:イタリア
初めて優勝したシーズン:マンチェスター・C(2011-12)
ジャン・フランコ・ゾラ、ジャンルカ・ヴィアリ、ロベルト・ディ・マッテオ、パオロ・ディ・カーニオなど、プレミアリーグでは早くからイタリア人選手が活躍してきた。しかし長らくリーグタイトルには恵まれず、創設から20年が経過した2012年に初めて王者の称号を得た。それが“悪童”として名高いバロテッリというのも興味深い。
▼FW エリック・カントナ
国籍:フランス
初めて優勝したシーズン:1992-93(マンチェスター・U)
英国系を除くと、プレミアリーグに最も多くの選手を輩出した国はフランスだという。その数は200名を上回っている。これまでにティエリ・アンリなど数々の名手がプレーしてきたが、初めて優勝を味わったのがカントナだ。プレミアリーグへ変わる前の最後のトップリーグをリーズの一員として制覇したあと、マンチェスター・Uに移籍して王者に輝いた。
(記事/Footmedia)
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