「悪夢のような契約だ」制球難に苦しむ藤浪晋太郎を現地メディアが“酷評”「フジは史上最悪のキャリアを駆け抜けている」
制球難に苦しむ藤浪。ポテンシャルをフルに発揮できる日は来るのか(C)Getty Images
現地5月22日(日本時間23日)、アスレチックスの藤浪晋太郎が敵地で行われたマリナーズ戦に3番手としてリリーフ登板。2回2安打3失点で勝敗はつかなかったものの、またしても結果を残すことができなかった。
藤浪の“制球難”に球場が騒然とする場面があった。8回一死一塁の場面、藤浪はマリナーズの3番打者で昨季の新人王、フリオ・ロドリゲスの背中に速球を当ててしまった。ロドリゲスは怒りの表情を浮かべたが、捕手のシェイ・ランゲリアーズから謝罪があったのかその後は乱闘になることはなかった。場内のマリナーズファンからは大ブーイングが起こっていた。
【動画】藤浪晋太郎の速球がロドリゲスの背中に直撃…一時スタジアムが騒然となった死球のシーン
またしても“炎上”してしまった藤浪。リリーフ転向後も苦戦を強いられており、現地メディアからは厳しい評価の声も多い。スポーツ専門サイト『Sportskeeda』は記事を配信し、MLBの舞台で苦しむ藤浪を“酷評”した。
記事内には「アスレチックスのシンタロウ・フジナミは、これまでファンが期待したようなパフォーマンスを発揮できていない。今シーズン、フジナミは1勝5敗、防御率12.69、WHIP2.10という成績を残しているが、これはオークランドが今シーズン手に入れると思った投手とは程遠いものだ」と今季の成績を記載され、厳しい評価を下していた。
また、同メディアは現地のファンが藤浪に対して投稿したコメントを紹介。「フジは史上最悪のキャリアを駆け抜けている」「“LVP賞”(その年で最も活躍できなかった選手)を狙っている」といった、ファンからも厳しい声が飛んでいるようだ。
その上で「フジナミは大きな期待を背負って日本からやってきた。右腕の獲得はアスレチックスの賢い行動と予想されていたが、今や悪夢のような契約に変わってしまった」と同メディアは記載。しかし、「幸いなことに、まだシーズンは始まったばかりであり、フジナミにはまだ運命を好転させる時間がある」と、今後の活躍にも期待していた。
リリーフ転向後も満足な結果を残すことができていない藤浪晋太郎。現地では厳しい評価が強まっているが、ピッチングで挽回することができるだろうか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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