MotoGP:ジャック・ミラーが2021年にドゥカティのファクトリーチーム昇格。契約延長のオプション含む
ロードレース世界選手権MotoGPに参戦するドゥカティ・コルセは5月27日、ジャック・ミラーを2021年シーズンにドゥカティのファクトリーチームであるドゥカティ・チームのライダーとして起用することを発表した。
オーストラリア出身で25歳のミラーは2011年にロードレース世界選手権125ccクラスでデビュー。2014年にMoto3クラスでランキング2位を獲得し、2015年からはMoto2クラスを飛び越えて、MotoGPクラスへとステップアップを図った経歴を持つ。
MotoGPクラスでは2015年から3年間、マルクVDS・ホンダから参戦して、最高峰クラス2年目の2016年第8戦オランダGPでは初優勝を達成。2018年よりドゥカティのサテライトチームであるプラマック・レーシングに所属している。
「最初に2年半一緒に過ごし、素晴らしい支援をしてくれたパオロ・カンペノティ、フランチェスコ・グイドッティ、プラマック・レーシングの全員に感謝したい」とミラー。
「最高峰クラスでのキャリアをボルゴ・パニガーレのファクトリーと共に継続できることを誇りに思い、僕を信じ、この信じられない機会を提供してくれたドゥカティの経営陣であるクラウディオ・ドメニカリ、ジジ・ダリーニャ、パオロ・チャバッティ、ダビデ・タルドッジに感謝したい」
「今年もう一度走れることが楽しみ。2021年にドゥカティのオフィシャルライダーとして責任を完璧にコミットする準備ができている」とミラー。
ミラーの契約期間は2021年の1年間で、2022年シーズンに契約を延長するオプションが含まれている。
ドゥカティ・モーター・ホールディングCEOのクラウディオ・ドメニカリは「プラマック・レーシング・チームに加入して以来、ジャックは着実に成長し、チャンピオンシップで最速かつ最も才能のあるライダーのひとりであることを証明している。したがって、来年ドゥカティのオフィシャルのデスモセディチGPに乗ることを合意でき嬉しく思う」と語る。
「ジャックは、毎レース重要なポジションで絶え間なく戦うための適切なスキルをすべて備えていると確信している。今シーズンから、プラマック・レーシング・チームのデスモセディチGP20でスタートし、ドゥカティ・チームのサポートを受けて来年はさらに前進する」
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