“将軍”が2人も! 伊メディアが選出したセリエAのフランス代表選手ベストイレブンが豪華すぎる
サッカーキング2020年5月27日(水)17時52分
1970年以降セリエAでプレーしたフランス代表選手ベストイレブン [写真]=Getty Images
これまで、セリエAでは世界中の有名選手がプレーしてきた。オランダ代表のマルコ・ファン・バステン、ドイツ代表のローター・マテウス、アルゼンチン代表のディエゴ・マラドーナ、ブラジル代表のロナウド…挙げ始めたらキリがない。
イタリアメディア『フットボールイタリア』は26日に、1970年以降同リーグでプレーしたフランス代表選手でベストイレブンを作成した。世界各国の中でも有数のタレントをセリエAに送り出してきたフランス、その輝かしい面々を紹介しよう。
■1970-2020 セリエAで活躍したフランス代表選手ベストイレブン
※システムは4-5-1を採用
▼GK セバスティアン・フレイ(インテル:1998-2001/エラス・ヴェローナ:1999-2000/パルマ:2001-2006/フィオレンティーナ:2005-2011/ジェノア:2011-2013)
ブロンドの髪が印象に残るため、人々はフレイがどれほど優秀なGKだったかを忘れがちだ。落ち着き、運動能力、そして優れたフットワークを武器に、インテルやパルマ、フィオレンティーナ、ジェノアなどで活躍。彼がキャリア最高の状態にあったのは、おそらくフィオレンティーナ時代だろう。
▼DF リリアン・テュラム(パルマ:1996-2001/ユヴェントス:2001-2006)
1990年代から2000年代のセリエAを代表する右サイドバック。パルマ、ユヴェントスでハイパフォーマンスを披露した。インテリジェンスとダイナミズムにあふれたテュラムのプレーは、多くの人を虜にしたと言えるだろう。センターバックをこなす器用さも兼ね備えていた。
▼DF マルセル・デサイー(ミラン:1993-1998)
屈強な“壁”のようなデサイーは、対人プレーで無類の強さを発揮した。強く、素早く、巧み――。また、得点力に秀でていた点も、彼の魅力の一つだった。ミランでは主にMFとして起用されていたが、『フットボールイタリア』は右センターバックとして採用している。
▼DF ジョナタン・ゼビナ(カリアリ:1998-2000/ローマ:2000-2004/ユヴェントス:2004-2010/ブレシャ:2010-2011)
おそらく、左センターバックにはナポリやインテルで活躍したローラン・ブランが入ると思った人も多いはず。だが、『フットボールイタリア』は「2つの理由」でゼビナを選んだ。まず一つ目は、彼はセリエAで238試合に出場しており、才能のない選手はこのようなキャップ数を刻むことができないということ。二つ目は、彼は順応性に優れており、複数ポジションをこなすことができたということだ。
▼DF ヴァンサン・カンデラ(ローマ:1997-2005/ウディネーゼ:2005-2006/シエナ:2006-2007/メッシーナ:2007)
左サイドバックを主戦場とするカンデラは、ローマ時代に逆サイドのカフーと共に、サイド攻撃の肝となる存在だった。献身的なアップダウンは、ローマのみならず在籍した全てのクラブで重宝された。メッシーナでプレー後、現役引退を発表している。
▼MF ディディエ・デシャン(ユヴェントス:1994-1999)
ディフェンシブなMFには、デシャンが選ばれた。『フットボールイタリア』曰く、デシャンは「守備的MFの役割を定義した」存在。ジネディーヌ・ジダンがユヴェントスで攻撃スキルを存分に発揮できたのは、この男の存在が大きい。最強のベストイレブンを作成するには、中盤の底にデシャンが必要不可欠だ。
▼MF パトリック・ヴィエラ(ミラン:1995-1996/ユヴェントス:2005-2006/インテル:2006-2010)
デシャンと中盤の底でコンビを組むのは、“無敵の要塞”として恐れられたヴィエラ。ミランでは大きなインパクトを残せなかったが、アーセナルを経てセリエAに帰還してからは、円熟味を増したプレーを披露。ユヴェントスとインテルで成功を収めた。
▼MF ミシェル・プラティニ(ユヴェントス:1982-1987)
“将軍”と呼ばれた男。プラティニは、今もなおトリノの伝説である。ユヴェントスではスクデット獲得、カップウィナーズカップ(当時)優勝、チャンピオンズカップ(当時)優勝を経験し、栄華を極めた。その優雅なプレースタイルは、観る者を魅了した。
▼MF ジネディーヌ・ジダン(ユヴェントス:1996-2001)
フランス代表とユヴェントスで“プラティニの後継者”と言われたジダンが、そのプラティニと肩を並べる形でメンバーイン。前任者同様に、“将軍”のニックネームを持つ。世界最高のスキルを持つ男は、ユヴェントスで燦然たる輝きを放った。セリエAの歴史の中でも、ジダンを超える選手は果たしているだろうか。
▼MF ポール・ポグバ(ユヴェントス:2012-2016)
プラティニとジダンを“創造的”と評するなら、ポグバは“破壊的”と言った方がいいかもしれない。もちろん、高次元のスキルを持ち合わせていることは間違いないが、長いストライドのドリブル、強靭なフィジカルはポグバならではの特長だ。『フットボールイタリア』は、ミランに在籍したジャン・ピエール・パパンもベストイレブンに含めたかったようだが、最終的にはポグバを優先しMFを5枚にしている。
▼FW ダヴィド・トレゼゲ(ユヴェントス:2000-2010)
ワントップに選ばれたのは、ユヴェントスでゴールを積み重ねた男、トレゼゲ。セリエAで214試合に出場し、123ゴールを奪取。また、ゴールを決めるだけでなく、巧みなポストプレーでチャンスメイクもこなした。アレッサンドロ・デル・ピエロとは素晴らしいコンビ関係にあった。
イタリアメディア『フットボールイタリア』は26日に、1970年以降同リーグでプレーしたフランス代表選手でベストイレブンを作成した。世界各国の中でも有数のタレントをセリエAに送り出してきたフランス、その輝かしい面々を紹介しよう。
■1970-2020 セリエAで活躍したフランス代表選手ベストイレブン
※システムは4-5-1を採用
▼GK セバスティアン・フレイ(インテル:1998-2001/エラス・ヴェローナ:1999-2000/パルマ:2001-2006/フィオレンティーナ:2005-2011/ジェノア:2011-2013)
ブロンドの髪が印象に残るため、人々はフレイがどれほど優秀なGKだったかを忘れがちだ。落ち着き、運動能力、そして優れたフットワークを武器に、インテルやパルマ、フィオレンティーナ、ジェノアなどで活躍。彼がキャリア最高の状態にあったのは、おそらくフィオレンティーナ時代だろう。
▼DF リリアン・テュラム(パルマ:1996-2001/ユヴェントス:2001-2006)
1990年代から2000年代のセリエAを代表する右サイドバック。パルマ、ユヴェントスでハイパフォーマンスを披露した。インテリジェンスとダイナミズムにあふれたテュラムのプレーは、多くの人を虜にしたと言えるだろう。センターバックをこなす器用さも兼ね備えていた。
▼DF マルセル・デサイー(ミラン:1993-1998)
屈強な“壁”のようなデサイーは、対人プレーで無類の強さを発揮した。強く、素早く、巧み――。また、得点力に秀でていた点も、彼の魅力の一つだった。ミランでは主にMFとして起用されていたが、『フットボールイタリア』は右センターバックとして採用している。
▼DF ジョナタン・ゼビナ(カリアリ:1998-2000/ローマ:2000-2004/ユヴェントス:2004-2010/ブレシャ:2010-2011)
おそらく、左センターバックにはナポリやインテルで活躍したローラン・ブランが入ると思った人も多いはず。だが、『フットボールイタリア』は「2つの理由」でゼビナを選んだ。まず一つ目は、彼はセリエAで238試合に出場しており、才能のない選手はこのようなキャップ数を刻むことができないということ。二つ目は、彼は順応性に優れており、複数ポジションをこなすことができたということだ。
▼DF ヴァンサン・カンデラ(ローマ:1997-2005/ウディネーゼ:2005-2006/シエナ:2006-2007/メッシーナ:2007)
左サイドバックを主戦場とするカンデラは、ローマ時代に逆サイドのカフーと共に、サイド攻撃の肝となる存在だった。献身的なアップダウンは、ローマのみならず在籍した全てのクラブで重宝された。メッシーナでプレー後、現役引退を発表している。
▼MF ディディエ・デシャン(ユヴェントス:1994-1999)
ディフェンシブなMFには、デシャンが選ばれた。『フットボールイタリア』曰く、デシャンは「守備的MFの役割を定義した」存在。ジネディーヌ・ジダンがユヴェントスで攻撃スキルを存分に発揮できたのは、この男の存在が大きい。最強のベストイレブンを作成するには、中盤の底にデシャンが必要不可欠だ。
▼MF パトリック・ヴィエラ(ミラン:1995-1996/ユヴェントス:2005-2006/インテル:2006-2010)
デシャンと中盤の底でコンビを組むのは、“無敵の要塞”として恐れられたヴィエラ。ミランでは大きなインパクトを残せなかったが、アーセナルを経てセリエAに帰還してからは、円熟味を増したプレーを披露。ユヴェントスとインテルで成功を収めた。
▼MF ミシェル・プラティニ(ユヴェントス:1982-1987)
“将軍”と呼ばれた男。プラティニは、今もなおトリノの伝説である。ユヴェントスではスクデット獲得、カップウィナーズカップ(当時)優勝、チャンピオンズカップ(当時)優勝を経験し、栄華を極めた。その優雅なプレースタイルは、観る者を魅了した。
▼MF ジネディーヌ・ジダン(ユヴェントス:1996-2001)
フランス代表とユヴェントスで“プラティニの後継者”と言われたジダンが、そのプラティニと肩を並べる形でメンバーイン。前任者同様に、“将軍”のニックネームを持つ。世界最高のスキルを持つ男は、ユヴェントスで燦然たる輝きを放った。セリエAの歴史の中でも、ジダンを超える選手は果たしているだろうか。
▼MF ポール・ポグバ(ユヴェントス:2012-2016)
プラティニとジダンを“創造的”と評するなら、ポグバは“破壊的”と言った方がいいかもしれない。もちろん、高次元のスキルを持ち合わせていることは間違いないが、長いストライドのドリブル、強靭なフィジカルはポグバならではの特長だ。『フットボールイタリア』は、ミランに在籍したジャン・ピエール・パパンもベストイレブンに含めたかったようだが、最終的にはポグバを優先しMFを5枚にしている。
▼FW ダヴィド・トレゼゲ(ユヴェントス:2000-2010)
ワントップに選ばれたのは、ユヴェントスでゴールを積み重ねた男、トレゼゲ。セリエAで214試合に出場し、123ゴールを奪取。また、ゴールを決めるだけでなく、巧みなポストプレーでチャンスメイクもこなした。アレッサンドロ・デル・ピエロとは素晴らしいコンビ関係にあった。
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