ハミルトン、ストレートスピードの差を痛感。「フェラーリF1には敵わない」と現時点での遅れを認める
メルセデスのルイス・ハミルトンは、現在フェラーリは予選と決勝レースにおいてパワーユニットの特別なパワーモードを使用しているが、メルセデスのパワーユニットではそれに対抗できないと考えている。
第7戦カナダGPでは、フェラーリが開幕から続くメルセデスの連勝を止めるかと思われた。しかしレース後半、首位を走行中だったセバスチャン・ベッテルが危険なやり方でコースへ復帰したとして5秒のタイムペナルティを科されてしまい、フェラーリは2019年シーズンの初優勝を逃す結果となった。
このレースでベッテルの後ろを走行していたハミルトンは、「彼らはストレートで非常に速かった」と語った。
「間違いなく彼らには、今の僕たちにはない別のパワーモードがある」
「たとえ僕がDRSを使ったとしても、彼らは急にパワーを上げて、ストレート上で僕から離れていくんだ」
フェラーリの持つパワーは、予選においても明らかだった。フェラーリのトップスピードは他のどのチームにも劣らず、メルセデスは、ストレート上ではフェラーリに対して0.6秒のロスがあると推定している。
「レースでも、彼らはストレートで突然ペースを上げていた。これが最も重要なことだ」
「パワーユニットに関して、明らかに彼らは良い仕事をしている。僕たちも作業に取り組まなければならない。現時点では、彼らの方が先に進んでいる」
ベッテルに科されたペナルティは物議を醸すものだったが、それでもハミルトンは、今シーズン5勝目を記録したことに満足している。
「僕は適切な行動をしたと考えたい。スタッフは懸命に仕事をし、僕たちは素晴らしい結果を手にした」
「僕たちにはやらなければならない仕事がある。(カナダGPでは)フェラーリがどれほど速いのかというのを目にしたし、モナコでもそうだった。これからどうなっていくのかを考えてみるのは、おもしろいだろう」
「彼らはストレートで僕たちよりも速かったし、彼らの持つエンジンモードはレベルが違う。特に予選とレースで、そのモードを使うことができるんだ」
「僕たちにも絶対にやらなければいけないことがある。だけど、少なくとも良いバトルをしているよ」
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