井上尚弥との決戦迫るフルトン 試合延期は「フルトンにとってプラスになった」と米報道!「悪いことではなかった」と本人も余裕
7月25日に決戦が迫る井上とフルトン。好勝負が演じられることだろう(C)Getty Images
最強の挑戦者を迎える、王者のコメントからは余裕がうかがえる。
7月25日、東京・有明アリーナで行われる、プロボクシングWBC&WBO世界スーパーバンタム級タイトルマッチでチャンピオンとしてリングに立つスティーブン・フルトン。前世界バンタム級4団体統一王者、井上尚弥(大橋)との一戦に向け、米国内ボクシングサイト『BOXINGSCENE』において、試合への意気込みを語った言葉が紹介されている。
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当初、この両者のタイトルマッチは5月7日に開催予定とされていたが、井上が拳を負傷したことで、3月下旬の段階で延期が発表されていた。「モンスター」井上の新階級デビューともあって試合決定時から注目を集め、王者として迎え撃つ立場であることなどに加え、日程が変更となったことでさまざまな重圧があってもおかしくはないシチュエーションだったものの、フルトンは今回のインタビューで試合が延期となったことについて、「決して悪いことではなかった」と語るなど、ポジティブな心境であることを明かしている。
記事の冒頭では「122ポンド、12回戦のタイトルマッチの準備が予期せぬ形で中断されたことで、フルトンはパウンド・フォー・パウンドのトップ3に入る日本のスーパースターを研究する時間を増やすことができた」として、その上で「キャリア最大の一戦に向けて準備する時間が増えたことは、フルトンにとってプラスになったという」と説明されている。
またフルトン自身による「悪いことではなかった。実際、より多くの時間ができたし、より集中し、対戦相手のことを考え、自分の決断や調整について考えることができた。スパーリング・パートナーに関しても、キャンプに多くの人を連れてきた。より真剣に取り組んでいる感じだよ」と語ったコメントも掲載。延期となった期間を有効に利用できていると述べ、さらに減量についてもフルトン自身は以下の様に見解を示している。
「122ポンド級のビッグファイターだから、減量に対しても恩恵を受けていないと思う人もいるかもしれない。でも、僕にできないことは何もない」
フルトンの余裕が感じられ、自信にも満ち溢れたコメントが並ぶ今回のトピック。どんな状況にも揺らぐことはない王者は、敵地でのベルト防衛もすでに見据えているようだ。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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