【横浜FMvs清水プレビュー】横浜FMは中澤の相棒に新加入DFを起用か…清水はドウグラスが初先発の可能性
サッカーキング2018年7月27日(金)19時1分
前回の清水戦でも得点を挙げた、横浜FMのウーゴ・ヴィエイラ [写真]=J.LEAGUE
■横浜F・マリノス クラブワーストタイの5失点に主力の移籍、守備面の課題は明白
【プラス材料】
リーグ戦再開後は1勝1敗の成績だが、2試合で計10得点を奪った攻撃陣は好調だ。前々節の仙台戦ではクラブ記録タイの8ゴールをマーク。得点パターンも多彩で、豊富なバリエーションを見せつけた。
前節のFC東京戦は大敗したものの、苦しい展開でも後半に2点を返した点は評価できる。PKで今季8ゴール目を決めたウーゴ・ヴィエイラは前回の清水戦でも得点しており、相性の良い相手と言えるだろう。
さらにFC東京戦でプロ初ゴールを決めた山田康太は伸び盛りの注目選手だ。インサイドハーフだけでなく右SBもこなす能力を持ち合わせ、今節は先発出場の可能性もある。リーグ最多得点の攻撃陣が爆発すれば、勝ち点3獲得が近づく。
【マイナス材料】
前々節の仙台戦でクラブ最多タイの8ゴールを決めた一方で、前節のFC東京戦ではクラブワーストタイとなる5失点を喫した。ここまでリーグワースト2位の31失点と、守備に問題を抱えているのは明白だ。どの試合もポゼッションで圧倒しているものの、不用意なボールの奪われ方からカウンターを食らうシーンが多く、セットプレーの守備にも問題を抱えている。
そんな中、レギュラーセンターバックだった金井貢史が名古屋に完全移籍することが発表された。中澤佑二の相棒を務めるのは新加入のドゥシャンか、あるいは経験豊富な栗原勇蔵か。どちらが出場しても今季リーグ戦初出場となるため、若干の不安を抱えて臨むゲームとなる。
文:totoONE編集部
■清水エスパルス リーグ再開後2連勝で攻守に自信
【プラス材料】
リーグ再開後は大阪勢に2連勝し、2戦合計で5得点、1失点。攻守がかみ合って良い流れを作れている。守備に関しては、4-4-2の3ラインによる組織的な守備がより成熟して隙が少なくなり、課題だったクロス対応も安定してきたことによって、ピンチ自体も減少している。攻撃では、速攻に頼るだけでなく落ち着いてボールを回す時間も作りながら、テンポの良いコンビネーションで崩す場面も何度か作れている。
さらに、北川航也、クリスラン、そして新戦力のドウグラスなどFW陣が点を取っていることも大きく、中盤の4人がそれぞれ高いパフォーマンスを見せ、戦い方が安定してきたことも好材料だ。そうした相乗効果で結果が出ていることによって、チームのムードが良くなり、選手個々のプレーに余裕や落ち着きが増していることもプラス効果と言える。
【マイナス材料】
クリスランが左ひざを痛めて練習から外れており、今節は出場が微妙なところ。前節のような彼とドウグラスの継投は相手にとって脅威となるだけに、出場できなければマイナス要素となる。キャプテンの竹内涼や鄭大世も、復帰にはもう少し時間がかかりそうだ。
また、横浜FMとの前回の対戦は0-1で敗れたが、シュート数が前半4本、後半1本と少なく、チャンスも多く作れたとは言えない。今回は横浜FMの独特なスタイルに多少慣れているはずだが、ここ2戦は相手がそれほど厳しくプレッシャーをかけてこなかったために自分たちのサッカーができた面があるので、横浜FMに前からタイトにプレッシャーをかけられた場合にどれだけ良い形を作れるかは未知数だ。逆にそこで不用意なボールロストをすると、横浜FMの術中にはまる恐れもある。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
リーグ戦再開後は1勝1敗の成績だが、2試合で計10得点を奪った攻撃陣は好調だ。前々節の仙台戦ではクラブ記録タイの8ゴールをマーク。得点パターンも多彩で、豊富なバリエーションを見せつけた。
前節のFC東京戦は大敗したものの、苦しい展開でも後半に2点を返した点は評価できる。PKで今季8ゴール目を決めたウーゴ・ヴィエイラは前回の清水戦でも得点しており、相性の良い相手と言えるだろう。
さらにFC東京戦でプロ初ゴールを決めた山田康太は伸び盛りの注目選手だ。インサイドハーフだけでなく右SBもこなす能力を持ち合わせ、今節は先発出場の可能性もある。リーグ最多得点の攻撃陣が爆発すれば、勝ち点3獲得が近づく。
【マイナス材料】
前々節の仙台戦でクラブ最多タイの8ゴールを決めた一方で、前節のFC東京戦ではクラブワーストタイとなる5失点を喫した。ここまでリーグワースト2位の31失点と、守備に問題を抱えているのは明白だ。どの試合もポゼッションで圧倒しているものの、不用意なボールの奪われ方からカウンターを食らうシーンが多く、セットプレーの守備にも問題を抱えている。
そんな中、レギュラーセンターバックだった金井貢史が名古屋に完全移籍することが発表された。中澤佑二の相棒を務めるのは新加入のドゥシャンか、あるいは経験豊富な栗原勇蔵か。どちらが出場しても今季リーグ戦初出場となるため、若干の不安を抱えて臨むゲームとなる。
文:totoONE編集部
■清水エスパルス リーグ再開後2連勝で攻守に自信
【プラス材料】
リーグ再開後は大阪勢に2連勝し、2戦合計で5得点、1失点。攻守がかみ合って良い流れを作れている。守備に関しては、4-4-2の3ラインによる組織的な守備がより成熟して隙が少なくなり、課題だったクロス対応も安定してきたことによって、ピンチ自体も減少している。攻撃では、速攻に頼るだけでなく落ち着いてボールを回す時間も作りながら、テンポの良いコンビネーションで崩す場面も何度か作れている。
さらに、北川航也、クリスラン、そして新戦力のドウグラスなどFW陣が点を取っていることも大きく、中盤の4人がそれぞれ高いパフォーマンスを見せ、戦い方が安定してきたことも好材料だ。そうした相乗効果で結果が出ていることによって、チームのムードが良くなり、選手個々のプレーに余裕や落ち着きが増していることもプラス効果と言える。
【マイナス材料】
クリスランが左ひざを痛めて練習から外れており、今節は出場が微妙なところ。前節のような彼とドウグラスの継投は相手にとって脅威となるだけに、出場できなければマイナス要素となる。キャプテンの竹内涼や鄭大世も、復帰にはもう少し時間がかかりそうだ。
また、横浜FMとの前回の対戦は0-1で敗れたが、シュート数が前半4本、後半1本と少なく、チャンスも多く作れたとは言えない。今回は横浜FMの独特なスタイルに多少慣れているはずだが、ここ2戦は相手がそれほど厳しくプレッシャーをかけてこなかったために自分たちのサッカーができた面があるので、横浜FMに前からタイトにプレッシャーをかけられた場合にどれだけ良い形を作れるかは未知数だ。逆にそこで不用意なボールロストをすると、横浜FMの術中にはまる恐れもある。
文:totoONE編集部
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