モウリーニョ氏、“教え子”ランパード監督にエール…唯一の懸念点は?

サッカーキング2019年8月1日(木)19時17分

かつてチェルシーで共に戦った(左)ランパードと(右)モウリーニョ [写真]=Getty Images

 ジョゼ・モウリーニョ氏がかつての教え子で今夏チェルシーの新指揮官に就任したフランク・ランパード監督について言及した。8月1日、イギリスメディア『スカイスポーツ』が伝えている。

 チェルシーは昨夏就任したマウリツィオ・サッリ監督が1年でクラブを離れ、後任には監督業2年目となるランパード監督が就任した。かつてチェルシーに数々のタイトルをもたらしたモウリーニョ氏は、ランパード監督が成功できるかと聞かれると、「それは時間が経てば分かることだよ」と語り、次のように続けた。

「私は彼のことが大好きだから、彼がとんでもない監督になるだろうと言うことは簡単なことだ。でも、そんなことは言わないし、彼がうまくいかないだろうとも言わないよ。とても重要なことだが、彼にはポテンシャルがある。だからこそ彼が就任したんだ。うまくいくことを祈っているが、どうなるかは数年後に分かることだ」

 補強禁止処分が科されているチェルシーは、昨シーズンレンタルで加入していたクロアチア代表MFマテオ・コヴァチッチが完全移籍となった以外は、レンタル復帰組がチームに合流したのみと大きな戦力補強をすることができていない。しかし、モウリーニョ氏は「それが彼らに大きな影響を与えるとは思っていない」と語りつつ、唯一の懸念点を挙げた。

「彼らにとっての唯一の問題は明らかだよ。それは最高の選手を失ったということだ。エデン・アザールはチェルシーにとってスペシャルな選手だったが、いなくなってしまった。でもそれ以外のところに問題があるとは思っていないよ」

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