フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップが開幕。阪口晴南が3レースを制する
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップが8月2日、富士スピードウェイで開幕した。フォーミュラリージョナル(FR)は、FIAが新たに定めたフォーミュラカーレースのクラス分けに基づく国際共通カテゴリーで、すでにヨーロッパ選手権、アメリカ選手権、アジア選手権が開催されている。FIAは、従来F3として存在したクラスをFIA-F3とFRに分割し、4輪レース入門者はまずFIA-F4で経験を積んだ後FR、FIA-F3、F2とステップアップしながらスーパーライセンスポイントを積み上げ、F1グランプリを目指すよう位置づけている。
FRでは、各シリーズがそれぞれFR規定に合致するシャシーとエンジンを選定したワンメイクレースとなっており、新たに加わるフォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップでは国内コンストラクターである童夢が開発した童夢F111/3・アルファロメオが用いられる。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップは、富士スピードウェイ、ツインリンクもてぎ、スポーツランドSUGO、岡山国際サーキット、オートポリスを転戦する年間6ラウンド全14レースが開催予定で、全体の順位を競うオーバーオールクラスの他に、年齢50歳以上のドライバーを対象としたマスターズクラスも設けられ、上位カテゴリーへのステップアップを期する若い選手と並び、いわゆるジェントルマンも広く迎え入れることになっている。
あいにく無観客開催となったシリーズ開幕戦にはマスターズクラス7名を含む13名のエントリーがあり、土曜日に2回の公式予選と2回の決勝レース、日曜日に1回の決勝レースが行われた。
オーバーオールクラスでは、今回初めてFRに乗った阪口晴南が圧倒的に速く、公式予選では2回ともベストラップを記録して3レースともポールポジション(3レース目は1回目予選のセカンドベストタイムでグリッドを決定)からスタート、3レースとも優勝、レース中ファステストラップを記録するという圧勝を遂げた。
阪口の後方ではFR規定で行われるFIA-F3アジア選手権出走経験のある金丸ユウ、高橋知己に加えすでに実戦経験豊富な篠原拓朗、阪口良平、TOM’S期待の育成ドライバーである古谷悠河が激戦を繰り広げた。
3連続独走でポールトゥウィンを飾った阪口は、「FRは初めてだったので楽しみであり不安もありましたが勝てて嬉しいです。FRはFIA-F4よりエンジンパワーとダウンフォースがありセッティングに敏感に反応してくれるので、とてもためになるカテゴリーだと思いました」と感想を語った。
マスターズクラスではポルシェカレラカップで活動中の今田信宏が2勝、昨年まで全日本F3選手権マスタークラスを闘いFIA-F3アジア選手権にも出走経験もあるDRAGONが1勝を記録した。
フォーミュラ・リージョナル・ジャパニーズ・チャンピオンシップ第2ラウンド(第4戦から第6戦)は8月22日〜23日、スポーツランドSUGOで開催予定である。
「レース」をもっと詳しく
「レース」のニュース
-
ディープインパクトの血を引く馬も「馬を救い 人を癒やす」レース引退馬と障がい者の絆 “ホースセラピー”5月1日22時6分
-
「レース」素材を取り入れてラッキーを呼び込む! 2024年5月の開運ファッション5月1日20時15分
-
ゴールデンウィーク期間にボートレースの魅力を発信 那覇三大祭りの1つ「那覇ハーリー」に協賛5月1日18時0分
-
11Rで優勝戦を実施 5、6月の大村ミッドナイトボートレース5月1日17時40分
-
全国24ボートレース場、昨年度の売上額トップは長崎・大村…最高峰SGレース開催なしでも5月1日15時45分
-
【杜の街グレースからのお知らせ】三代目 J SOUL BROTHERS のNAOTOさんとのコラボメニュー 大好評につき 追加メニュー「あんバタークロワッサン」決定!(岡山)5月1日14時16分
-
バツグンの補整力があるのに、Tシャツにも響かない!シリーズ累計80万本突破の脇高ブラのパイオニア「元祖脇肉キャッチャー 」から透けたり響いたりしない、待望のノンレースタイプが登場。5月1日13時46分
-
ルメール 5日から騎乗再開「たくさんのG1レースに皆様の前で騎乗できることを楽しみにしています」5月1日5時4分
-
天皇賞・春15着ドゥレッツァ熱中症の症状 尾関師「しっかりとチェックをして放牧に」5月1日5時2分
-
【下関ボート ミッドナイトボートレース初日】12Rドリーム戦 守田俊介が逃げて順当4月30日22時19分
スポーツニュースランキング
-
1チャンカレが金沢と契約終了「信頼関係に疑問」新スタ名称は無関係と強調も… FOOTBALL TRIBE
-
2山本由伸 休養で欠場の大谷翔平をイジる 不在に「違和感」も「僕の試合はあまり打ってないので(笑い)」 スポーツニッポン
-
3防御率「1.64」の驚愕! 山本由伸が直近6試合で“無双状態”に「自分のピッチングができるようになっている」と実感するポイントとは ココカラネクスト
-
4おい!アイツやってんぞ! 一体、何が起こった…!? ドジャースのベンチ全員総出で猛烈クレームを入れる瞬間 ファン騒然「すげえ圧だなw」「怖すぎるだろ」 ABEMA TIMES
-
5イラク代表が「判定おかしい」と主審批判のワケ。細谷真大が… FOOTBALL TRIBE