浦和、横浜FM相手に終始主導権握るも…得点が遠くスコアレスドロー、新戦力の中島翔哉がデビュー
サッカーキング2023年8月6日(日)21時46分
中島翔哉が浦和デビュー [写真]=兼子愼一郎
明治安田生命J1リーグ第22節が6日に行われ、浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦した。
中断明けの一戦で注目の上位対決が実現した。現在4位の浦和は中断突入前最後のゲームだった第21節でセレッソ大阪に0-2で敗北。しかし、それ以前は10試合を無敗で駆け抜けていた。J1最少タイの失点数と安定感のある守備を武器に、ここまで着実に勝ち点を積み重ねている。中断期間には即戦力の確保にも成功し、残るリーグ戦では優勝争いに食い込みたい。
対する横浜FMは、中断前ラストゲームの川崎フロンターレ戦を終盤の失点で0-1と落とし、リーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。中断期間にはセルティック、マンチェスター・Cとの親善試合も消化。リフレッシュした状態で浦和との一戦に臨む。現在首位を走るヴィッセル神戸との勝ち点差はわずかに「1」となっており、2連覇を成し遂げるためにも中断明けの試合で2連敗は許されない。
浦和は酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、伊藤敦樹らの主力が揃って先発入り。早川隼平は自身初となるリーグ戦のスタメンに入った。今夏に新加入した中島翔哉や、“エースストライカー”の興梠慎三らがベンチから出番を待つ。対する横浜FMは喜田拓也、エウベル、アンデルソン・ロペスらの主力に加え、負傷の影響で前節の川崎F戦を欠場していた西村拓真がスタメンに帰ってきた。ベンチにはマルコス・ジュニオール、宮市亮、水沼宏太らが控え、リーグ最多得点を誇る攻撃陣が揃い踏みの状態で浦和の本拠地に乗り込む。
試合は開始5分、ホームチームがビッグチャンスを作り出す。左サイド大外で前を向いた早川がスルーパスを通すと、内側を駆け上がった荻原拓也がペナルティエリア左に侵入。飛び込んできたエドゥアルドをかわし、左足のアウトサイドでシュートを狙ったが、当たりどころが悪くシュートは大きく枠を外れてしまった。
その後は浦和が良い形で前進するシーンが目立ったが、11分には横浜FMも決定機を作る。敵陣でのセカンドボール回収から連続して攻撃を繰り出すと、ペナルティエリア左でボールを持ったエウベルが右足で浮き球のセンタリングを送る。ファーサイドでフリーになっていたアンデルソン・ロペスがヘディングシュートを狙ったものの、ここはGK西川周作が素晴らしい読みを見せてゴールを許さない。
前半は浦和が完全に試合を支配。伊藤敦樹やホセ・カンテがシュートを狙うシーンを作りながらも、前半の45分間のうちにゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスのままハーフタイムに突入した。
後半に入っても浦和が試合の主導権を握る。55分、後半頭からピッチに立った興梠のポストプレーから、ペナルティエリア右に抜け出した大久保智明が右足フィニッシュまで持ち込むも、ここはGK一森純の好セーブに阻まれる。66分には右サイド開いた位置でサイドチェンジのボールを受けた大久保がボールを持ち運び、追い越す動きを見せた酒井を使うと、酒井はペナルティエリア右の位置からクロスボールを狙う。飛び出してきたGK一森に当たって変化したボールは松原健にクリアされた。横浜FMはこの接触プレーでGK一森がプレー続行不可能となってしまい、代わって飯倉大樹が送り出されている。
主導権を握りながらもなかなかゴールネットを揺らせない浦和は83分、新戦力の中島をピッチに送り出す。ボールを握りながらなかなか攻略の糸口を掴めない浦和に対して、90分に横浜FMはカウンター攻撃を発動。左サイドでボールを持った宮市が逆サイドに振ると、アンデルソン・ロペスが余っていたものの、寄せてきたマリウス・ホイブラーテンの素晴らしい対応により決定的な場面までは持ち込めなかった。
後半アディショナルタイムには再び横浜FMがカウンターで攻撃。敵陣左サイドのスローインからマルコス・ジュニオール、松原と繋ぎ、ボールは右サイドに開いていた水沼の元へ。ダイレクトで最終ラインとGKの間にグラウンダーのボールを送ると、GK西川がキャッチしきれず、流れたボールを植中朝日がヒールシュート。ここはカバーに入っていたGK西川のセービングに阻まれた。
試合はこのままタイムアップ。浦和は試合を優勢に進めながらもゴールネットを揺らすことができず、一方の横浜FMも終盤のカウンターアタックを得点に繋げられず、スコアレスドローで終了した。
次節、浦和は13日に敵地でサンフレッチェ広島と対戦する。一方、横浜FMは12日にガンバ大阪をホームに迎える予定だ。
【スコア】
浦和レッズ 0-0 横浜F・マリノス
【得点者】
なし
中断明けの一戦で注目の上位対決が実現した。現在4位の浦和は中断突入前最後のゲームだった第21節でセレッソ大阪に0-2で敗北。しかし、それ以前は10試合を無敗で駆け抜けていた。J1最少タイの失点数と安定感のある守備を武器に、ここまで着実に勝ち点を積み重ねている。中断期間には即戦力の確保にも成功し、残るリーグ戦では優勝争いに食い込みたい。
対する横浜FMは、中断前ラストゲームの川崎フロンターレ戦を終盤の失点で0-1と落とし、リーグ戦8試合ぶりの黒星を喫した。中断期間にはセルティック、マンチェスター・Cとの親善試合も消化。リフレッシュした状態で浦和との一戦に臨む。現在首位を走るヴィッセル神戸との勝ち点差はわずかに「1」となっており、2連覇を成し遂げるためにも中断明けの試合で2連敗は許されない。
浦和は酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、伊藤敦樹らの主力が揃って先発入り。早川隼平は自身初となるリーグ戦のスタメンに入った。今夏に新加入した中島翔哉や、“エースストライカー”の興梠慎三らがベンチから出番を待つ。対する横浜FMは喜田拓也、エウベル、アンデルソン・ロペスらの主力に加え、負傷の影響で前節の川崎F戦を欠場していた西村拓真がスタメンに帰ってきた。ベンチにはマルコス・ジュニオール、宮市亮、水沼宏太らが控え、リーグ最多得点を誇る攻撃陣が揃い踏みの状態で浦和の本拠地に乗り込む。
試合は開始5分、ホームチームがビッグチャンスを作り出す。左サイド大外で前を向いた早川がスルーパスを通すと、内側を駆け上がった荻原拓也がペナルティエリア左に侵入。飛び込んできたエドゥアルドをかわし、左足のアウトサイドでシュートを狙ったが、当たりどころが悪くシュートは大きく枠を外れてしまった。
その後は浦和が良い形で前進するシーンが目立ったが、11分には横浜FMも決定機を作る。敵陣でのセカンドボール回収から連続して攻撃を繰り出すと、ペナルティエリア左でボールを持ったエウベルが右足で浮き球のセンタリングを送る。ファーサイドでフリーになっていたアンデルソン・ロペスがヘディングシュートを狙ったものの、ここはGK西川周作が素晴らしい読みを見せてゴールを許さない。
前半は浦和が完全に試合を支配。伊藤敦樹やホセ・カンテがシュートを狙うシーンを作りながらも、前半の45分間のうちにゴールネットを揺らすことはできず、スコアレスのままハーフタイムに突入した。
後半に入っても浦和が試合の主導権を握る。55分、後半頭からピッチに立った興梠のポストプレーから、ペナルティエリア右に抜け出した大久保智明が右足フィニッシュまで持ち込むも、ここはGK一森純の好セーブに阻まれる。66分には右サイド開いた位置でサイドチェンジのボールを受けた大久保がボールを持ち運び、追い越す動きを見せた酒井を使うと、酒井はペナルティエリア右の位置からクロスボールを狙う。飛び出してきたGK一森に当たって変化したボールは松原健にクリアされた。横浜FMはこの接触プレーでGK一森がプレー続行不可能となってしまい、代わって飯倉大樹が送り出されている。
主導権を握りながらもなかなかゴールネットを揺らせない浦和は83分、新戦力の中島をピッチに送り出す。ボールを握りながらなかなか攻略の糸口を掴めない浦和に対して、90分に横浜FMはカウンター攻撃を発動。左サイドでボールを持った宮市が逆サイドに振ると、アンデルソン・ロペスが余っていたものの、寄せてきたマリウス・ホイブラーテンの素晴らしい対応により決定的な場面までは持ち込めなかった。
後半アディショナルタイムには再び横浜FMがカウンターで攻撃。敵陣左サイドのスローインからマルコス・ジュニオール、松原と繋ぎ、ボールは右サイドに開いていた水沼の元へ。ダイレクトで最終ラインとGKの間にグラウンダーのボールを送ると、GK西川がキャッチしきれず、流れたボールを植中朝日がヒールシュート。ここはカバーに入っていたGK西川のセービングに阻まれた。
試合はこのままタイムアップ。浦和は試合を優勢に進めながらもゴールネットを揺らすことができず、一方の横浜FMも終盤のカウンターアタックを得点に繋げられず、スコアレスドローで終了した。
次節、浦和は13日に敵地でサンフレッチェ広島と対戦する。一方、横浜FMは12日にガンバ大阪をホームに迎える予定だ。
【スコア】
浦和レッズ 0-0 横浜F・マリノス
【得点者】
なし
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