F1安全デバイス“ハロ”のイメージ向上にFIAは苦慮。新カメラ導入でファンにアピールか
F1コクピット保護デバイス“ハロ”に対するネガティブなイメージを払拭しようとFIAとフォーミュラワン・マネジメント(FOM)は苦心しているようだ。
7月19日、FIAが2018年のF1コクピット保護デバイスとしてハロを導入することを発表、これについてドライバーたちの間では意見が分かれている。2018年シーズンからこの装置の使用が義務づけられることに対して否定的なドライバーは多く、ルノー・スポール・フォーミュラワン・チームのニコ・ヒュルケンベルグもそのひとりだ。
「ハロや追加の頭部保護装置の導入には、以前からあまり賛成ではない」とヒュルケンベルグは語った。
「万が一の極めて稀な事故で役に立つかもしれない。けれど、タイヤを固定するテザーは年々改良されているのだから、さらなる保護装置が必要なのかわからない。それに、マシンの見た目を大きく損なってしまうしね」
最近、何人かのドライバーのハロについてのコメントを紹介する短い動画がリリースされたが、その際にF1は、否定的な発言は加えないという“編集上の判断”を下した。これによってヒュルケンベルグのハロに対する批判的なコメントも採用されなかった。一般の人々にハロについてネガティブなイメージを持ってほしくないというF1側の意向の表れに思えるが、こうした対処をヒュルケンベルグは気にしていないという。
「別に気にしていないよ。悪意があってのことではないさ」とヒュルケンベルグ。
「人生と同じだ。物事にはいろいろな意見があるものだからね」
メルセデスのジュニアドライバー、ジョージ・ラッセルが先週ハンガリーで行われたF1合同テストでハロをテストした。ラッセルは、視界の面では非常に優れており、マシンの乗り降りの際にも慣れれば問題はなくなるだろうと述べており、ハロの性能には満足していたようだ。
反対派の多くが理由として挙げる見た目の問題についても、FIAは来年実際に導入される際には大きく改善しているはずだと主張している。FIAは2018年シーズン、レギュレーションの範囲内であれば、ハロの基本構造に各チーム独自の空力的エレメントを加えることを許可する予定だ。
さらにFOMが、ハロに後方向きにカメラを装着して、今までにない角度からドライバーの顔を撮影するという案を検討しているともいわれており、これが実現すればファンへの前向きなアピールになるかもしれない。
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