【横浜FMvs広島プレビュー】前節打ち合いを演じたチーム同士が対戦…横浜FMは同カード2連勝中
サッカーキング2020年8月22日(土)3時58分
[写真]=兼子愼一郎、清原茂樹
■横浜F・マリノス またしても訪れた連勝のチャンス。4度目の正直となるか
【プラス材料】
サンフレッチェ広島とのリーグ戦の通算対戦成績は32勝6分18敗と、大きく勝ち越している。優勝した昨季だけに限っても、2戦2勝と相性が良い相手と言えるだろう。
前節、今夏に加入したFWジュニオール・サントスとFW前田大然が今季初得点を記録。さらに途中出場のMF渡辺皓太がJ1初ゴールを決め、これが決勝点となって清水エスパルスを4-3で破った。チームとしては5試合ぶりの複数得点で、その勢いに乗って連勝を狙う一戦だ。
今節のスタメンに関しては、中3日での連戦のため、大幅に入れ替える可能性がある。MF扇原貴宏やDF小池龍太、FWエリキなどが先発候補で、選手が入れ替わっても変わらない攻撃的なスタイルで勝利を目指す。
【マイナス材料】
前節の清水戦は、勝利したとはいえ3失点。相変わらずの不安定さが顔をのぞかせ、常にリードする展開ながらも最後は冷や汗を流した。それがここまで4勝2分5敗と黒星が先行している理由でもあり、無失点で終えたクリーンシートの試合はわずか3試合のみ。攻撃的なサッカーを貫く反面、これだけ失点していれば勝ち点が積み上がらないのも仕方ないだろう。
第10節の大分トリニータ戦からDFチアゴ・マルチンスが復帰したのは明るい材料だが、清水戦でオウンゴールに絡んだようにコンディションは復調途上かもしれない。相棒のDF畠中槙之輔も負傷で清水戦の出場を回避しており、最終ラインの編成に若干の不安を抱えながら臨む一戦となる。
文:totoONE編集部
■サンフレッチェ広島 久々の3得点はプラスだが、らしくない形での3失点は気がかり
【プラス材料】
敗戦濃厚の後半アディショナルタイム、FWレアンドロ・ペレイラのシュートが相手選手に当たってこぼれたところをMF川辺駿が角度のないところから押しこみ、FC東京を相手に3-3の引き分け。ラストプレーで勝ち点1をもぎ取ったことで、チームに勢いが生まれつつある。
堅守の代表格であるFC東京を相手に3得点。得点力不足を言われ続けてきたチームが、セットプレーの流れからも含め、FW以外の選手がゴールを重ねたことは大きな意味を持つ。
また、MF浅野雄也やMF茶島雄介といった今季の新戦力がアシストを記録。3年目のMF東俊希が川辺の同点弾の起点となったことによって、チームとしての戦力的な押し上げになったことは言うまでもあるまい。
【マイナス材料】
今季初の3失点はいずれも中央から崩された結果。DF野上結貴が「自分たちらしくない」と語ったとおり、これまでのサンフレッチェ広島では考えられない形での失点増に、チームとしての危機感が芽生えている。
前線から圧力をかける形は今季新しく取り組んでいる守備の形。だが、その守備を外されてカウンターを仕掛けられた1失点目。前線の圧力が機能せずに相手ボランチをフリーにしてしまい、マークの受け渡しミスも同時発生してしまった2失点目。前半終了間際という時間帯に真ん中を攻められ、危険な位置でファウルを犯してしまった3失点目。この他の場面では広島らしく守れていただけに、失点シーンでの現象が気にかかる。選手たちの疲労の蓄積が要因ではないかという心配は拭えない。
文:紫熊倶楽部 中野和也
【プラス材料】
サンフレッチェ広島とのリーグ戦の通算対戦成績は32勝6分18敗と、大きく勝ち越している。優勝した昨季だけに限っても、2戦2勝と相性が良い相手と言えるだろう。
前節、今夏に加入したFWジュニオール・サントスとFW前田大然が今季初得点を記録。さらに途中出場のMF渡辺皓太がJ1初ゴールを決め、これが決勝点となって清水エスパルスを4-3で破った。チームとしては5試合ぶりの複数得点で、その勢いに乗って連勝を狙う一戦だ。
今節のスタメンに関しては、中3日での連戦のため、大幅に入れ替える可能性がある。MF扇原貴宏やDF小池龍太、FWエリキなどが先発候補で、選手が入れ替わっても変わらない攻撃的なスタイルで勝利を目指す。
【マイナス材料】
前節の清水戦は、勝利したとはいえ3失点。相変わらずの不安定さが顔をのぞかせ、常にリードする展開ながらも最後は冷や汗を流した。それがここまで4勝2分5敗と黒星が先行している理由でもあり、無失点で終えたクリーンシートの試合はわずか3試合のみ。攻撃的なサッカーを貫く反面、これだけ失点していれば勝ち点が積み上がらないのも仕方ないだろう。
第10節の大分トリニータ戦からDFチアゴ・マルチンスが復帰したのは明るい材料だが、清水戦でオウンゴールに絡んだようにコンディションは復調途上かもしれない。相棒のDF畠中槙之輔も負傷で清水戦の出場を回避しており、最終ラインの編成に若干の不安を抱えながら臨む一戦となる。
文:totoONE編集部
■サンフレッチェ広島 久々の3得点はプラスだが、らしくない形での3失点は気がかり
【プラス材料】
敗戦濃厚の後半アディショナルタイム、FWレアンドロ・ペレイラのシュートが相手選手に当たってこぼれたところをMF川辺駿が角度のないところから押しこみ、FC東京を相手に3-3の引き分け。ラストプレーで勝ち点1をもぎ取ったことで、チームに勢いが生まれつつある。
堅守の代表格であるFC東京を相手に3得点。得点力不足を言われ続けてきたチームが、セットプレーの流れからも含め、FW以外の選手がゴールを重ねたことは大きな意味を持つ。
また、MF浅野雄也やMF茶島雄介といった今季の新戦力がアシストを記録。3年目のMF東俊希が川辺の同点弾の起点となったことによって、チームとしての戦力的な押し上げになったことは言うまでもあるまい。
【マイナス材料】
今季初の3失点はいずれも中央から崩された結果。DF野上結貴が「自分たちらしくない」と語ったとおり、これまでのサンフレッチェ広島では考えられない形での失点増に、チームとしての危機感が芽生えている。
前線から圧力をかける形は今季新しく取り組んでいる守備の形。だが、その守備を外されてカウンターを仕掛けられた1失点目。前線の圧力が機能せずに相手ボランチをフリーにしてしまい、マークの受け渡しミスも同時発生してしまった2失点目。前半終了間際という時間帯に真ん中を攻められ、危険な位置でファウルを犯してしまった3失点目。この他の場面では広島らしく守れていただけに、失点シーンでの現象が気にかかる。選手たちの疲労の蓄積が要因ではないかという心配は拭えない。
文:紫熊倶楽部 中野和也
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