クビサ、F1参戦継続の目途はまだ立たず「2020年の計画はあるが、実現する保証はない」
ウイリアムズF1チームのロバート・クビサは、2020年にF1で走るかどうかは今のところ定かではないと認め、どのような将来が待ち受けていようとも、自分に最も大きな喜びをもたらすような選択をしたいと語った。
クビサは2019年、F1グリッドに奇跡的な復活を果たし、F1の歴史における最も偉大なカムバックのひとつだと多くの人々に歓迎されたが、現状は彼にとって楽なものではない。
8年間のブランクを経て、わずかとはいえ身体的制限とともに戦いの場に戻ること自体、困難な挑戦である。その上、ウイリアムズのパフォーマンス不足がさらに状況を厳しいものにし、34歳のクビサは、チームメイトのジョージ・ラッセルよりさらに後ろの最後尾で苦戦している。
こういった状況により、クビサが来年以降F1活動を続けられるのかどうか、懸念が高まっている。
「自分の将来について考え始めている」とクビサは今週、ポーランドで行われたスポンサーイベントにおいてメディアに語った。
「この年齢で、自分の将来を知らずに12月を迎えてしまうのは気持ちの良いものではない」
「ひとつだけ確かなことがある。僕は自分が最も大きな喜びを得られるような選択肢を選ぶつもりだ」
「でも今のところ、2020年に何をするかは分からない。計画はあるが、僕が決められないこともいくつかある」
「状況は毎年同じようなものだ。忍耐を持たなければならないんだ」
クビサはまた、ラッセルがクビサの熱心なファンからソーシャルメディアを通じて頻繁に嫌がらせを受けていると最近コメントした件について、質問された。
予選でも決勝でも毎回のようにクビサよりも上位を獲得しているラッセルのSNSに、多くのクビサファンから暴言が書き込まれると、ラッセルは発言した。
「僕らが登場すると、ポーランドのファンは僕に対するのと同じぐらい熱狂的に彼の名前を呼んでいる。僕はそう感じるけどね」とクビサは言う。
「彼らは両手を広げて彼を歓迎している」
「彼はどうやらソーシャルメディアの投稿を読んでいるようだね。僕は(ソーシャルメディアをあまり)使っていないから、そういった問題には悩まされていない。レビューを読まないということを学んだんだ」
「僕は自分のやるべき仕事をしている。人にはそれぞれ意見があって、それを表明する権利がある」
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