北海道に本拠地を置くF1リーグ、エスポラーダ北海道。試合での活躍を誓う
サッカーキング2018年9月9日(日)14時7分
大阪ラウンド最終戦、エスポラーダ北海道はペスカドーラ町田と対戦する
北海道胆振東部地震が起きた北海道に本拠地を置く、Fリーグ所属のチームがある。北海道札幌市にホームタウンを構える、エスポラーダ北海道だ。ロベルト・カルロスの現役復帰で話題を集めるFリーグ大阪ラウンドを控えた6日、大きな災害に見舞われた。
選手や関係者に負傷や命に関わる被害はなかったが、停電や断水が続く中で不安を抱えての遠征だったという。ホームアリーナである北海きたえーる(北海道札幌市)は電源が落ち、代替のトレーニング施設を探せる状態ではなかったため、身の安全を最優先し、トレーニングを行わずに7日の夜に大阪に入った。
8日のアグレミーナ浜松戦は、主力を欠く中、平均年齢22.6歳の若手を主体とした14名で戦った。試合は前半終了間際にFP松浦勇武のゴールで浜松が先制し、その1点を守った浜松が1-0で勝利した。
試合後の公式記者会見の冒頭で北海道の小野寺隆彦監督は「まず台風21号の被害に遭われたこの地域の中で、多くの皆さまのご協力により、このように開催することができ非常にうれしく思います。被害に遭われた皆さまはきっと大変な思いをされているだろうと、心よりお見舞いを申し上げます。また、北海道もその2日後に大きな地震が起きてしまいました。私たちも体験したことのないような揺れを感じ、こちらに来ることができるのか、先行きも分からない状態でした。そんな中で私たちのスポンサーであるタビックス様(タビックスジャパン)が常に飛行機や空港の状況を確認し、またFリーグ事務局の方々、皆さまに色々なご配慮をしていただきました。そして何より、ここに来た選手たち14名。個人の意思ももちろんですが、ご家族や色々な方の理解があって、大阪に乗り込むことができました」と被害を受けてからの心情を明かした。
試合については「言葉は雑ですが、意地でも勝ちたかったというのが率直な感想です。残念ながら結果として、追いつくことも逆転することもできませんでしたが、色々な不安があり、こういう環境の中で(試合を)したことがない中で、たくましく戦ってくれたと思っています。こういう経験はなかなかできなく、いい意味ではなく悪い意味ですが・・・。そんな中でこの1試合というのは選手たちもきっと心に刻み、「どうしてあそこで勝てなかったのか」「どうしてもっと意地を見せられなかったのか」と、きっと色々な感情が出てくる中で、純粋に勝たせてあげたかったという思いもあります。ただ、きっと明日も全力で、来れなかった選手の分まで戦ってくれると思います」と9日の試合への思いを語った。
ゲームキャプテンを務めた高山剛寛は「まず今日、この会場でフットサルができたことに感謝したいと思います。たくさんの方々のご苦労やご支援があってフットサルができたことを、本当にしあわせに感じています。今日は勝たなくてはいけない試合だったと思いますし、僕らも勝つことだけを求め、勝つことが色々な方への力になると思っていました。1試合を通して最後まで、魂を込めて全力で戦うことができたとは思うんですが、まだまだ実力が足りないというか、どこかひとつ足りなかったのかな、と思います。試合が終わった時にも、北海道のサポーターはもちろん、会場全体を通して、北海道に声をかけてくれる声がすごく大きいのも感じましたし、日本全体が北海道を応援してくれていると改めて感じました。その中で、まだ(大阪ラウンドは)あと1試合残っていますので、明日も全力で魂を込めて勝ちにいきたいと思います」と次戦を思いを語った。
北海道は今日9日、大阪ラウンドの最終戦でペスカドーラ町田と対戦する。
選手や関係者に負傷や命に関わる被害はなかったが、停電や断水が続く中で不安を抱えての遠征だったという。ホームアリーナである北海きたえーる(北海道札幌市)は電源が落ち、代替のトレーニング施設を探せる状態ではなかったため、身の安全を最優先し、トレーニングを行わずに7日の夜に大阪に入った。
8日のアグレミーナ浜松戦は、主力を欠く中、平均年齢22.6歳の若手を主体とした14名で戦った。試合は前半終了間際にFP松浦勇武のゴールで浜松が先制し、その1点を守った浜松が1-0で勝利した。
試合後の公式記者会見の冒頭で北海道の小野寺隆彦監督は「まず台風21号の被害に遭われたこの地域の中で、多くの皆さまのご協力により、このように開催することができ非常にうれしく思います。被害に遭われた皆さまはきっと大変な思いをされているだろうと、心よりお見舞いを申し上げます。また、北海道もその2日後に大きな地震が起きてしまいました。私たちも体験したことのないような揺れを感じ、こちらに来ることができるのか、先行きも分からない状態でした。そんな中で私たちのスポンサーであるタビックス様(タビックスジャパン)が常に飛行機や空港の状況を確認し、またFリーグ事務局の方々、皆さまに色々なご配慮をしていただきました。そして何より、ここに来た選手たち14名。個人の意思ももちろんですが、ご家族や色々な方の理解があって、大阪に乗り込むことができました」と被害を受けてからの心情を明かした。
試合については「言葉は雑ですが、意地でも勝ちたかったというのが率直な感想です。残念ながら結果として、追いつくことも逆転することもできませんでしたが、色々な不安があり、こういう環境の中で(試合を)したことがない中で、たくましく戦ってくれたと思っています。こういう経験はなかなかできなく、いい意味ではなく悪い意味ですが・・・。そんな中でこの1試合というのは選手たちもきっと心に刻み、「どうしてあそこで勝てなかったのか」「どうしてもっと意地を見せられなかったのか」と、きっと色々な感情が出てくる中で、純粋に勝たせてあげたかったという思いもあります。ただ、きっと明日も全力で、来れなかった選手の分まで戦ってくれると思います」と9日の試合への思いを語った。
ゲームキャプテンを務めた高山剛寛は「まず今日、この会場でフットサルができたことに感謝したいと思います。たくさんの方々のご苦労やご支援があってフットサルができたことを、本当にしあわせに感じています。今日は勝たなくてはいけない試合だったと思いますし、僕らも勝つことだけを求め、勝つことが色々な方への力になると思っていました。1試合を通して最後まで、魂を込めて全力で戦うことができたとは思うんですが、まだまだ実力が足りないというか、どこかひとつ足りなかったのかな、と思います。試合が終わった時にも、北海道のサポーターはもちろん、会場全体を通して、北海道に声をかけてくれる声がすごく大きいのも感じましたし、日本全体が北海道を応援してくれていると改めて感じました。その中で、まだ(大阪ラウンドは)あと1試合残っていますので、明日も全力で魂を込めて勝ちにいきたいと思います」と次戦を思いを語った。
北海道は今日9日、大阪ラウンドの最終戦でペスカドーラ町田と対戦する。
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