「失明の危険もある」上田綺世が受けた悪質な“レーザー攻撃”に韓国メディアも憤慨「中東での問題が多い」
上田は”妨害”にも動じず。しっかりとPKを沈めた(C)Getty Images
北中米ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の試合が9月10日、各地で行われた。グループCの日本は敵地でバーレーンと対戦、5-0で下し初戦の中国戦に続いて連勝を飾った。
【動画】レーザーポインターで露骨な妨害…バーレーン戦で上田綺世が受けた”卑劣な攻撃”の映像
この試合も、上田綺世、守田英正、小川航基の3選手により5得点が生まれ、高い攻撃力を発揮した日本が大差での勝利を収める結果に。だが、内容はワンサイドゲームとなったものの、アウェーでの戦いとなった日本に対しての、バーレーンサポーターの振る舞いが問題視されるゲームとなった。
相手のハンドのファウルにより日本がPKを得た37分のシーン、キッカーの上田に対しスタンドからレーザー光線が向けられる事態が発生。ペナルティスポットに立つ上田の顔面に緑色の光が当てられており、プレーの妨害であることは明らかだった。それでも上田は動じることなく、PKを落ち着いて決め、日本に先制点をもたらしている。
選手への被害、またゲームの流れに影響を及ぼさなかったとはいえ、悪質な行為であることは言うまでもない。それ故、試合終了後、この場面は海外でも大きく報じられている。
韓国メディア『イルガンスポーツ』では、「日本サッカー代表チームが中国戦7-0の大勝に続き、バーレーン遠征でも5-0の大勝を収めた。しかし、バーレーン遠征が終わった後、もっと話題になっている問題がある。試合中、バーレーンの一部観客の『レーザー攻撃』だ」などと伝えた。
同メディアは、「37分、上田綺世がペナルティキックを蹴る準備の過程で、まさに露骨な攻撃が続いた。上田の顔に緑色のレーザー光線が次々に向けられたのだ。この様子は、中継画面などを通じてそのまま伝わった」と詳細をレポート。
さらに、「試合中に相手選手を妨害する目的でレーザー攻撃をするのは、サッカー場では稀に起こる。問題は、プレーを妨害するだけでなく、失明などの大きな問題になる危険があることだ。このような危険性にもかかわらず、レーザー攻撃は絶え間なく行われているが、特に中東地域で問題となることが多い」などと見解を示している。
日本とバーレーンの試合では他にも、日本の国歌斉唱時にブーイングが鳴り響き、また試合中ではバーレーン選手の激しいチャージも目立った。試合後には日本の森保一監督がバーレーンサポーターの行為に苦言を呈していたことからも、フェアプレーの精神とはかけ離れた、極めて後味の悪いゲームとなってしまった。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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