マクラーレン・ルノー、トロロッソ・ホンダの正式発表まで秒読みか。サインツの移籍に諸説あり
マクラーレン・ルノー、トロロッソ・ホンダ誕生に向けて交渉が行われてきた結果、今週末グランプリが開催されるシンガポールにおいて4者がかかわる多数の契約が発表されるものと考えられている。
マクラーレンは2017年末でホンダとの契約を打ち切り、2018年からはルノーのパワーユニットを搭載することになる。ホンダはトロロッソと契約、新たなパートナーとともにF1活動を継続する。トロロッソはルノーとの来季契約を解除するための交渉のなかで、カルロス・サインツJr.をルノーに譲り渡す。これらはすべて合意に至ったと伝えられている。
それぞれの契約内容の詳細は明らかになっていないが、Sky Sportsは、マクラーレンは、2021年にF1エンジン規則が変更されることを考慮して、ルノーとの契約は3年以内にとどめるだろうと伝えている。マクラーレンは、新規則の内容によっては、自社でパワーユニットの製作を手掛けることを決めるかもしれない。
サインツはマレーシアからルノーに移籍するという説も流れているが、実際には2018年からの合流になりそうだとSky Sportsは報じている。トロロッソはイタリアGP終了時点でランキング6位で40点を獲得、そのうち36点をサインツが稼いでいる。ランキング7位のハースは35点、8位のルノーは34点と僅差に迫っており、サインツを失えばトロロッソはランキング順位を落とす可能性が高く、それは避けたいはずだ。
サインツ加入に伴い、ジョリオン・パーマーがチームを追われることになるが、パーマーの今季契約は強固なものであり、シーズン途中での解雇は不可能とみられると、Sky Sportsは伝えている。
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