全日本F3のSUGO戦木曜走行で次期F3-Nマシンがテスト走行へ
日本フォーミュラスリー協会は9月19日、スポーツランドSUGOでの全日本F3選手権第9大会の木曜専有走行で、2018年から導入される次期F3-Nマシンのテストを行うと発表した。
2008年からF3参戦への門戸を広げるべく導入されたF3-Nは、ダラーラF305世代等の旧式シャシーにトヨタ-トムス3S-GEエンジンを搭載した車両が使われ、低コストでの参戦を可能にしていたが、近年FIAのF3車両がアップデートされ、F3-Nクラスの車両にも一層の安全性とパフォーマンス向上が求められていた。
そんななか、日本フォーミュラスリー協会では新たなF3-N車両の検討を重ねた結果、2018年からシャシーを2016年までのFIA-F3車両であるダラーラF312世代とし、ヨーロッパのF3でかつて使用されていたフォルクスワーゲンエンジンをパワーアップさせたA18-CNエンジンを搭載した車両に刷新することを7月7日に発表していた。
すでに新車両のシェイクダウンテストは7月27日にツインリンクもてぎで行われた第7大会の木曜走行のなかで行われ、関口雄飛がドライブ。また、翌金曜の専有走行のなかでは佐々木大樹がドライブし、いずれも大きなトラブルなく無事に走行を終えていた。
そんな次期F3-Nマシンが、9月21日(木)にSUGOで行われる全日本F3第9大会の専有走行でふたたびテストを行うことになった。日本フォーミュラスリー協会によれば「2018年に向けた最終仕様に近い状態」とのことで、ステアリングは16年まで全日本F3選手権に参戦した千代勝正が握るという。
また、この次期F3-N車両は9月24日(日)の第20戦決勝日まで、Dパドック内のテントにて展示されるとのことだ。なお、ホームページで公開された次期F3-N車両のスペックは下記のとおりだ。
次期F3-Nクラス車両概要
シャシー:ダラーラF312〜
・ 2016年 FIA J項適合車両
・ メガライン製パドルシフト
・ ボッシュMS5.8 ECU & データロガー
・ ブレーキディスク&パッド:ブレンボ
・ クラッチ:ティルトン
・ ダンパー、キャリパー等は車両純正部品使用
エンジン:フォルクスワーゲンA18-CN
・ F3-Nクラス専用エンジン
・ 指定チューナー:コックス株式会社
・ エアリストリクター径:28mm
・ エンジン出力:約220ps
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