【札幌vs鹿島プレビュー】札幌は前節大敗のショックを振り切れるか…ACL4強入りの鹿島は日程面に不安
サッカーキング2018年9月21日(金)18時8分
ACLで4強入りを果たした鹿島。クラブ史上初の快挙だが、日程面では厳しい部分もある [写真]=Getty Images
■北海道コンサドーレ札幌 三好康児の復帰で、チームに活力がプラス
【プラス材料】
攻撃のキーマンとも言える三好康児がこの試合から復帰する。インドネシアで開催されていたアジア大会を終えてチーム合流はすでに果たしていたが、復帰後最初の試合となったリーグ前節はレンタル元の川崎との対戦だったために契約上、出場ができず。それ故、この試合が復帰戦となる。コンディション的にもモチベーション的にも高まった状態で、チームに活力を与えてくれることだろう。
また、左腕を痛めて前節を欠場した駒井善成もこの試合からの復帰が濃厚。右サイドから単独突破ができるこの選手が復帰することで、チーム全体の攻撃力はグッと高まるはず。アタッカー2選手の復帰で、再び勢いを取り戻したいところだ。
【マイナス材料】
やはり、前節0-7という大差で川崎に敗れてしまったことは、大きなマイナス材料となるだろう。
7失点を喫した部分もそうだが、同時に無得点に終わってしまったという事実は、攻撃的なチーム作りを行ってきたなかで痛恨とも言えるもの。序盤こそチャンスをいくつか作ったものの、その後はボールロストから失点を重ねてしまい、意地の1点も奪うことができず。後方からパスをつなごうとしたところを狙われてカウンターを浴び続けてしまったため、今節ではどれだけ勇気を持ってパスをつなぐことができるか。ボールロストを怖がってセーフティなプレー選択をしてしまいかねないシチュエーションだけに、チームとしてのメンタリティが問われるところだ。
文:totoONE編集部
■鹿島アントラーズ ACL帰りのため疲労の蓄積は多い
【プラス材料】
ACLでクラブ史上初の4強入りを決め、チームは勢いづいている。18日にマカオで行われた天津権健との準々決勝第2戦。1戦目のリード(2-0)を持ちながらも守りに入ることなく、3-0で快勝を収めた。内容面でも、内田篤人の復調、土居聖真の得点など多くのプラス材料を見つけることができた。
また、勢いに乗り切れなかったリーグ戦での戦い方も明確になりつつある。これまでは試合を支配し続けることを目指してきたが、ここ最近は我慢の時間帯を全員で共有できるようになっている。劣勢の現実から目を背けず、戦い方を変えて、ワンチャンスを生かす。鹿島伝統の戦い方が最近の試合ではできている点もプラスだ。
【マイナス材料】
東南アジアを直撃した台風の影響で、ACL準々決勝第2戦への出発を早めたため、予定よりも1日現地滞在が長くなった。滞在中は外出禁止の日もあったが無事に過ごすことができ、クラブ発の4強入りを決めた。
その半面、リーグ戦のことを考えれば、海外遠征直後という点はマイナス材料に挙げられるだろう。今季は連勝の最多が3。勢いに乗ることができず、順位も中位に甘んじている。連勝後の試合では、連勝中のチームではないかのような敗戦が見受けられる。
今節のアウェイでの札幌戦は、クラブとして大きな目標に掲げるACLで準決勝進出を決めた直後の試合。選手だけではなく、クラブ全体で緊張感を保ったまま試合に臨みたい。
文:totoONE編集部
【プラス材料】
攻撃のキーマンとも言える三好康児がこの試合から復帰する。インドネシアで開催されていたアジア大会を終えてチーム合流はすでに果たしていたが、復帰後最初の試合となったリーグ前節はレンタル元の川崎との対戦だったために契約上、出場ができず。それ故、この試合が復帰戦となる。コンディション的にもモチベーション的にも高まった状態で、チームに活力を与えてくれることだろう。
また、左腕を痛めて前節を欠場した駒井善成もこの試合からの復帰が濃厚。右サイドから単独突破ができるこの選手が復帰することで、チーム全体の攻撃力はグッと高まるはず。アタッカー2選手の復帰で、再び勢いを取り戻したいところだ。
【マイナス材料】
やはり、前節0-7という大差で川崎に敗れてしまったことは、大きなマイナス材料となるだろう。
7失点を喫した部分もそうだが、同時に無得点に終わってしまったという事実は、攻撃的なチーム作りを行ってきたなかで痛恨とも言えるもの。序盤こそチャンスをいくつか作ったものの、その後はボールロストから失点を重ねてしまい、意地の1点も奪うことができず。後方からパスをつなごうとしたところを狙われてカウンターを浴び続けてしまったため、今節ではどれだけ勇気を持ってパスをつなぐことができるか。ボールロストを怖がってセーフティなプレー選択をしてしまいかねないシチュエーションだけに、チームとしてのメンタリティが問われるところだ。
文:totoONE編集部
■鹿島アントラーズ ACL帰りのため疲労の蓄積は多い
【プラス材料】
ACLでクラブ史上初の4強入りを決め、チームは勢いづいている。18日にマカオで行われた天津権健との準々決勝第2戦。1戦目のリード(2-0)を持ちながらも守りに入ることなく、3-0で快勝を収めた。内容面でも、内田篤人の復調、土居聖真の得点など多くのプラス材料を見つけることができた。
また、勢いに乗り切れなかったリーグ戦での戦い方も明確になりつつある。これまでは試合を支配し続けることを目指してきたが、ここ最近は我慢の時間帯を全員で共有できるようになっている。劣勢の現実から目を背けず、戦い方を変えて、ワンチャンスを生かす。鹿島伝統の戦い方が最近の試合ではできている点もプラスだ。
【マイナス材料】
東南アジアを直撃した台風の影響で、ACL準々決勝第2戦への出発を早めたため、予定よりも1日現地滞在が長くなった。滞在中は外出禁止の日もあったが無事に過ごすことができ、クラブ発の4強入りを決めた。
その半面、リーグ戦のことを考えれば、海外遠征直後という点はマイナス材料に挙げられるだろう。今季は連勝の最多が3。勢いに乗ることができず、順位も中位に甘んじている。連勝後の試合では、連勝中のチームではないかのような敗戦が見受けられる。
今節のアウェイでの札幌戦は、クラブとして大きな目標に掲げるACLで準決勝進出を決めた直後の試合。選手だけではなく、クラブ全体で緊張感を保ったまま試合に臨みたい。
文:totoONE編集部
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