FIA-F2:ファン-マヌエル・コレア、人工的な昏睡状態から抜け出し危篤を脱するも大手術に迫られる
8月31日に開催されたFIA-F2第9ベルギーレース1戦で戦慄の多重クラッシュに巻き込まれたファン-マヌエル・コレア(ザウバー・ジュニアチーム)。現在は治療のため人工的な昏睡状態に置かれていたが、人工肺を取り外したとのことだ。なお状態は危篤から重篤(非常に重く,生命に危険が及ぶ症状)に回復したものの、今後は右足の大手術に迫られている。
クラッシュに巻き込まれたBWTアーデンのアントワーヌ・ユベールは急逝、コレアは両足の骨折と軽度の脊椎損傷を負い、ロンドンの病院で治療を受けている。強いGを受けた患者に見られる呼吸困難を発症し、集中治療室で人工的な昏睡状態に置かれ、ECMO(人工肺システム)を用いて治療を続けていた。
コレアをつきっきりでサポートしている家族は9月20日(金)の夕方に、コレアの病態について明かした。
「今日ファン-マヌエル・コレアはECMOを取り外し、人工的な昏睡状態から脱出しました」
「依然としてファン-マヌエルは懸命に戦っていますが、これは素晴らしい知らせであり、回復に向けたステップを歩んでいます」
「ファン-マヌエルに意識はあるものの、完全に目を覚ましたわけではありません。医師の報告によれば、これまで人工的な昏睡状態に2週間ほど置かれていたため、この状態は数日続く見込みとこのことです」
「またファン-マヌエルは重体であり医学的にみれば脆弱な状況で、今後も集中治療室での治療が続くとのことです。彼の容体は危機的な状況から重篤に回復しました」
「現在ファン-マヌエルの治療における優先事項は呼吸器系から、2週間以上前に負傷した際の緊急治療のみで対応した下腿に移りつつあります」
「医師たちは、深刻な状態の右足が取り返しのつかない状況になるリスクを最小化に抑えるべく、保留中の大手術をするための時間との戦いに迫られています。ですが彼の肺が長時間の手術に耐えられる準備が整うまで実行できません」
「ファン-マヌエルの進展については、また改めてお伝えいたします」
さあ、ファン-マヌエル、君ならできる!
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