勝田貴元がふたたびコドライバー変更。ソルベルグの元相棒ジョンストンとWRCフィンランドへ
TOYOTA GAZOO Racing WRCチャレンジプログラムに参加し、2021年シーズンのWRC世界ラリー選手権に参戦してる勝田貴元は10月1〜3日、北欧フィンランドで行なわれる第10戦『ラリー・フィンランド』に向け、アーロン・ジョンストンを新しいコドライバーとして迎えることを明らかにした。
今シーズンもトヨタ・ヤリスWRCをドライブし、選手権の最高峰クラスに挑んでいる勝田。彼は6月に行われた第6戦ケニアで開幕6戦連続入賞と同時に総合2位表彰台を獲得するなど飛躍のシーズンを送っていたが、続く第7戦エストニアで相棒のダニエル・バリットがジャンプの着地時に首を負傷したことから、ラリーを中断することとなった。
さらに、バリットが療養のためキートン・ウイリアムズを相方に迎えて挑んだ第8戦ベルギーではクラッシュ、第9戦ギリシャは大会直前にウイリアムズが家族の理由で緊急帰国を余儀なくされためラリー出走を取りやめるなど不運が続いている。
そんななか勝田は次戦フィンランドに向け、ジョンストンと新たなペアを組むことを発表した。ジョンストンは先週、ヒュンダイ・モータースポーツの育成ドライバーであるオリバー・ソルベルグとのコンビを解消しており、来週末はヒュンダイからトヨタに乗り換えてラリーを戦うことになる。
勝田はSNSを通じ「次戦のラリーフィンランドは新しいコドライバーのアーロン・ジョンストンと共に戦います! 応援よろしくお願いします!」とコメント。
「とても興奮している。最善を尽くします! そして、いつも僕らを支えてくれているダンにも感謝しています」と綴られたこの投稿には、バリットを加えた3人でオンライン・ミーティングを行う様子も掲載された。
また、勝田はウイリアムズにも感謝し、「ハードワークをともにしてくれてありがとう。人生は難しいものです……しかし、僕は君の決断を全面的に同意し、尊重します。将来、すべてがクリアになったときには、またラリーカーに戻ってきてくれることを願っています! 君は素晴らしいコドライバーです」とメッセージを送っている。
「WRC」をもっと詳しく
「WRC」のニュース
-
WRC育成2期生、初のターマック戦『クロアチア・ラリー』を完走。グラベルクルーとの連携も経験4月24日16時28分
-
明暗別れた金曜の走り出し。勝田が語る“インカット”の影響と勝者オジエとの違い/WRCクロアチア4月24日14時20分
-
クライマックスに起きた悲劇。「どうすることもできなかった」とヌービル/WRC第4戦コメント4月22日12時7分
-
“信じられない展開”を制したオジエの逆転勝利。ラトバラ代表も「8回も世界王者に輝いた理由がよく分かる」と感嘆4月22日11時2分
-
【ポイントランキング】2024年WRC第4戦クロアチア・ラリー後4月22日1時40分
-
最終日にまさかの決着。トップ2台がクラッシュでオジエが大逆転勝利を飾る。勝田は日曜最速に/WRCクロアチア4月21日21時42分
-
【順位結果】2024年WRC第4戦クロアチア・ラリー SS20後4月21日21時24分
-
デイ2も上位3台の接戦続く。トヨタ、エバンスとオジエが2&3番手「最終日も優勝争える」とラトバラ4月21日13時18分
-
僅差で総合首位を守ったヌービル「最終日は何が起きてもおかしくない」/WRCクロアチア デイ2コメント4月21日11時55分
-
火花散るトップ争い。ヌービルがギヤアップで首位先行、僅差でトヨタが2-3/WRCクロアチア4月21日2時1分