アストンマーティンF1、元マクラーレン代表ウィットマーシュを新部門のグループCEOに起用
AUTOSPORT web2021年9月22日(水)12時11分
アストンマーティンF1チームは、F1活動を包括するアストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズのグループ・チーフ・エグゼクティブ・オフィサーとして、かつてマクラーレンF1チームに所属していたマーティン・ウィットマーシュと契約したことを発表した。
ウィットマーシュは、マクラーレンに25年間在籍し、グループCEOおよびチーム代表を務め、2014年に離脱するまでの間に、チームのタイトル獲得など、多数の成功に貢献した。その後はF1以外の世界で活動してきたものの、今回アストンマーティンに加入することで、F1への復帰を果たすことになった。正式な就任は2021年10月1日だということだ。
アストンマーティンは、エグゼクティブチェアマンであるローレンス・ストロールの指揮のもと、F1でトップに浮上するという明確な目標を掲げており、新ファクトリーの建設をスタート、人員拡充を積極的に行っている。そんななかでチームは、9月22日、新たな組織アストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズをリードするグループCEOに、ウィットマーシュを起用することを発表した。
アストンマーティン・パフォーマンス・テクノロジーズは、「アストンマーティン・ブランドのF1活動を包括し、グループの技術力と知的財産の開発、応用、市場投入を行う」組織だ。
ストロールは、ウィットマーシュの加入が、アストンマーティンF1チームを「今後4年から5年のうちに、世界選手権を制することのできる組織へと変え、同期間で10億ポンド(約1500億円)のビジネスへと発展させるという重要な目標を達成する」助けになることを期待していると述べている。
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