フェルスタッペンが最前列獲得「キャリアベストの予選。有利なタイヤで好結果目指す」レッドブル・ホンダ【F1第10戦】
2020年F1ロシアGPの土曜予選で、レッドブル・ホンダのマックス・フェルスタッペンは2番手だった。
FP3では1分34秒306で6番手、予選Q1は1分33秒630で5番手。Q2では最初にミディアムタイヤでタイムを出した後、セバスチャン・ベッテル(フェラーリ)のクラッシュで予選は赤旗中断に。残り約2分でセッションが再開した後、ソフトタイヤでアタックに出たが、ミディアムでのタイムで通過可能であるとのチームの判断で、最後にペースを緩め、1分33秒157の9番手でQ2を突破した。これによりフェルスタッペンは決勝をミディアムタイヤでスタートする。
Q3は最初の走行でメルセデス勢の後ろの3番手につけ、最後のアタックラップではバルテリ・ボッタス(メルセデス)のトウ(スリップストリーム)を利用できたこともあり、1分31秒867でメルセデスの2台に割って入るフロントロウの2番手を確保した。フェルスタッペンにとって予選2番手は第2戦シュタイアーマルクGPと並ぶ今季ベストリザルトにあたる。
■アストンマーティン・レッドブル・レーシング
マックス・フェルスタッペン 予選=2番手
予選2番手というのは全く予想外の結果だ。あまりこういうことは言わないのだが、僕にとってキャリアベストの予選ラップのひとつだと思う。とてもうれしいよ。
Q1とQ2ではマシンバランスに少し苦労していたので、Q3の特に2回目のランで安定させるために小さな改善を行い、それがうまく機能して、いいラップを走ることができた。
当然のことながら僕らが望んでいるのはポール争いと優勝争いをすることだけど、今年はそれは不可能な状態が続いている。だからメルセデス2台の間に割って入れたのはとても満足できる結果だし、フロントロウを獲得できてハッピーだ。
グリッドは路面がきれいではない側になり、それがスタートの蹴り出しに影響するだろうが、ミディアムタイヤでスタートできる。それは僕らにとって最善の策だ。それなりにいいスタートを切りさえすれば、ここはトウの影響がとても大きいから、ターン2の入口でチャンスがあることは分かっている。
全体的なペースについてはメルセデスの方が優れており、彼らに勝つのは簡単ではないだろう。それでも今日の結果には満足だ。自分たちが可能だと思っていたよりも大きな結果をつかむことができたのだから、満足していいと思う。
(予選後の会見で語り)予選に入ってからもオーバーステアに苦しんでいたけれど、いくつか変更を施した結果、Q3最後のランではグリップが向上した。このコースではコーナー入口のグリップがとても重要だから、いい仕事ができたと思う。ポールポジションではないが、フロントロウは予想外の結果だった。
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