どうなるWTCR鈴鹿ラウンドの東コース開催。WTCC時代には見られなかったバトル勃発!?
10月25〜27日、三重県の鈴鹿サーキットで開催されるWTCR世界ツーリングカーカップ。全日本スーパーフォーミュラ選手権との併催イベントとなるレースだが、今回はなんと東コースでレースが行われることになった。いったいどんなレースになるだろうか……!?
WTCR世界ツーリングカーカップは、2017年までのWTCC世界ツーリングカー選手権からTCR車両に変更され、舞台がふたたび鈴鹿サーキットに戻った。初年度となる2018年も、SFと併催されフルコースで非常に見応えがあるツーリングカーらしいバトルが展開されてきたが、2019年はその舞台が東コースとなった。
かつてWTCC時代にも鈴鹿で東コースのみのレースが開催されていたが、その際にはコース長の短さから、ひんぱんにメインストレートにマシンが戻ってきていたものの、オーバーテイクがやや少ない印象があった。しかし、TCR規定になってこの心配は減るかもしれない。
というのも、かつてのWTCC車両はツーリングカーのなかでも車両制作費が高額で、かつレースは日曜の2レースのみ。途中短いリペアタイムを挟むのみで、いったんマシンを壊してしまうとリスクが大きかったからだ。
ただTCR規定になってからは、WTCRは週末に3レースが開催される予定で、1レース目と2レース目の間はひと晩かけてリペアすることができる。また、マシンのコスト自体も下がっており、「ぶつけてもいい」とは言わないまでも、接触によるリスクは減っているのだ。
また、抜きどころとしては最終コーナー(東ショートカット近辺)も考えられるが、最大のオーバーテイクポイントはやはり1〜2コーナー。こちらは2017年にランオフエリアが改修されており、近年のヨーロッパのトレンドを見ると、このアスファルトのランオフを使ってのオーバーテイクが多数勃発するかもしれない。ここで並んでS字まで並走、イン側のショートカット抑制のタイヤバリアに当たりながらバトル……というシーンも多そうだ。
もちろん、ふだん西コースをメインに観戦しているファンには申し訳ないところだが、最終コーナースタンドからメインスタンド、1〜2コーナースタンド、S字スタンドとどこにいてもバトルが楽しめる“劇場”と化すことも東コース開催の魅力。まずは土曜の1レース目で様子を見ながら、バトルが多そうなスタンドに移動してみるのも手かもしれない。
WTCC時代の東コース開催、WTCRになってからのフルコース開催とはまた違った楽しみができそうなWTCRの2019年日本ラウンド。もちろん、併催のTCRジャパンシリーズはフルコースなので、西でのTCRの走りを観ることもできる。見逃せないレースになりそうだ。
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