ペレス「チーム内バトルは許されず。納得して指示に従った」:フォース・インディア F1日本GP
2017年F1日本GP決勝で、フォース・インディアのセルジオ・ペレスは7位、エステバン・オコンは6位だった。
■サハラ・フォース・インディアF1チーム
セルジオ・ペレス 決勝=7位
チームにとって素晴らしい結果になり、心から満足している。今日の僕らには、これ以上は絶対に望めない成績だったからね。どちらかと言えば、楽なレースだった。予選でいいパフォーマンスを発揮して、レースでもペースが良かったから、かなりの時間を単独で自由に走ることができた。
第2スティントでは、エステバン(・オコン)より僕の方が速かったと思うし、最後のリスタートで彼を抜くチャンスがあったんだけど、チームの指示に従ってポジションを維持した。そのように指示されるだろうと思っていたので、驚きはしなかったし、僕らが順位を入れ替えたところでチームが獲得するポイントは変わらないのだから、チームの立場からポジションキープを指示したことは理解できる。
エステバンも週末を通じて素晴らしい仕事をして、こういう結果になったということだ。ここ2レースは本当にいい戦いができて、好成績が得られたことを本当にうれしく思う。
レース前にポディウムに「Fuerza Mexico」のメッセージが掲げられたことも、僕にとっては大きな意味があった。パドックのみんなにお礼を言いたい。ここ数週間で、僕の母国は信じられないほどの支援を受けることができたし、特に今月末のメキシコでのレースに向けて、さらに支援を続けられればと思っている。
エステバン・オコン 決勝=6位
最高のレースができた。特にスタートとオープニングラップは全てがうまく決まって、しばらく3位を走ることができたからね。トップチームのドライバーを抑え続けるには、まだ少しペースが足りないものの、上位でバトルをするのはすごく楽しかった。(ダニエル・)リカルドと(バルテリ・)ボッタスを抑えようとトライしたけど、彼らはとにかく速かったので、先に行かせて自分のレースに集中することを考えた。
今日何よりも難しかったのは、自分のペースのマネジメントだった。1ストップのレースになったので、終盤にペースが落ちないように、タイヤを労りながら使うことが重要だったんだ。僕はチェコ(セルジオ・ペレス)の前を走っていて、前方には順位を奪える相手がいなかったし、僕らの後方にも十分なマージンがあった。だから、チームとして優先すべきは、無事に2台がフィニッシュして、大量のポイントを持ち帰ることだった。
今回は素晴らしい週末を過ごすことができて、僕らに手の届く限り最高の結果を手に入れた。6位という成績でも、これほどうれしく思う理由はそこにある。そして、クルマについて多くを学べたことは、オースティンでの戦いに役立つだろう。それをうまく生かせば、上位チームとのギャップを縮められるかもしれない。
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