「キャリア最高のシーズン」を過ごしたダルビッシュに地元メディアが最大級の賛辞!「頼れる存在」
(C)Getty Images
今季、メジャー自己最多タイとなる16勝を挙げたダルビッシュ有。昨季の不振を払拭し、36歳にして見事な躍進を遂げた。
さらにポストシーズンでも4度先発マウンドに登り、ワールドシリーズ進出は逃したものの、いずれのゲームでも3失点以内という安定したピッチングを披露している。9月には5勝を記録し、月間MVPも受賞するなど最後まで好調を維持しチームを牽引した、数字以上に価値のあるシーズンだったと言えるだろう。
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すでにメジャーで長いキャリアを築き、ベテランと呼ばれる存在ではあるものの、米国内メディアでも日本人右腕を称える声は鳴りやまない。
「2022年、ダルビッシュはキャリアで最高のシーズンを送った」
そう報じているのは、パドレスの地元であるサンディエゴのスポーツ情報サイト『East Village Times』だ。同メディアは、リーグチャンピオンシップの戦いを終えた今季のパドレス投手陣を総括する特集記事の中で、今季の背番号11の働きに対し、最大級の賛辞を贈っている。
記事では「レンジャーズでの2013年シーズン以来、数々のキャリアベストを更新し、シーズン勝利数は自己最多タイの16勝を記録した。28試合のクオリティ・スタートはリーグ全体をリードし、194回2/3は前述の2013年シーズン以降で最も多く投げたイニングである」として、今季の様々なスタッツを評している。
さらに「2022年のシーズンは、パドレスが彼をトレードで獲得したときに思い描いたとおりのものだった。現在36歳のダルビッシュだが、プロ17年目のシーズンを終えても、1年を通して頼れる存在であることを示した」と、エース級の活躍を強調した。
また同メディアは来季のプレーにも言及しており「打者の傾向を研究し、多彩な変化球を駆使するダルビッシュの投球術は、年齢を重ねても効果的であることを証明している。2023年シーズンも球団と契約しており、再びダルビッシュがパドレスのイニング数、クオリティ・スタート数でトップに立ってもおかしくはないだろう」と、さらなる進化にも期待を寄せた。
シーズン開幕戦やプレーオフ初戦など、節目となるマウンドを任され続けたダルビッシュ。チームスタッフやファンからの信頼は、来季以降も高まり続けるだろう。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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