元F1最高責任者エクレストン、ストロール父に「ベッテルを起用するよう圧力をかけた」と明かす
F1の元最高責任者バーニー・エクレストンは、レーシングポイントのオーナーであるローレンス・ストロールに対し、4度のF1世界王者であるセバスチャン・ベッテルと契約するよう介入して説き伏せたと述べている。
今年5月、ベッテルは2020年シーズンを最後にフェラーリを離脱することを発表。これに続いて、カルロス・サインツJr.が来季マクラーレンからフェラーリに移籍することが報道された。
2021年のF1ではトップクラスのシートに空きがないことから、多くの人々がベッテルはF1を引退するか、1年間休養をとって戦線復帰のための新たなチャンスを待つことになると考えた。
しかし最終的にベッテルは中団グループのレーシングポイントで新たな挑戦に挑むことになった。チームは来年はアストンマーティン・レーシングの名で活動することになる。
90歳の誕生日を迎えたエクレストンは、近年もベッテルと親交を持っている。エクレストンは友人であるベッテルのレーシングポイントとの契約締結に一役買ったという。
「我々は電話でよく話をしている」とエクレストンはドイツの放送局『Sport1』に語った。
「私は彼の話を聞き、私はその話に対する私の評価を聞かせている。また、私は彼のアストンマーティンとの契約がうまくいくように手伝った。チームオーナーのローレンス・ストロールに、セバスチャンを起用するよう圧力をかけたのだ」
「彼には、セバスチャンがいかに今も素晴らしいドライバーであるかということ、またこの契約が締結されたら最後には誰にとってもウイン-ウインの状況になるだろうと話をした。私の議論は彼を納得させる役に立ったと思う」
フェラーリにおけるベッテルの最後のシーズンは苦しいシーズンになっており、彼はどのレースでもチームメイトのシャルル・ルクレールに完全な敗北を喫している。
ルクレールと比較したベッテルのパフォーマンス不振について、フェラーリのチーム代表であるマッティア・ビノットは、彼らのマシンにはなんの違いもないことを明確にしなければならないと考えている。
しかしエクレストンは、それが確かなことだとは思っておらず、来年ベッテルには以前の輝きを取り戻すチャンスが訪れるだろうと考えている。
「明らかにルクレールは大きな才能の持ち主だ。だがセバスチャン・ベッテルもかつてそうだったし、今でもそうだ。それに彼にはより多くの経験がある。だから彼は実際にトップにいるべきなのだ。だが彼はトップにはいない。ということは他の理由があるからに違いない」
「フェラーリは以前からかなり不透明なチームだ。チーム内の政治が常に大きな役割を果たしてきた。実際のところ、全員が同じ方向に向かっていたのはミハエル・シューマッハーの時代だけだ」
「幸いなことにセバスチャン・ベッテルは来年アストンマーティンで新たな挑戦に取り組む。今年彼にはもはや能力がないと考えた懐疑論者たちに向かって、彼は答えを差し出すことになるだろう」
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