ランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアで笠井崇志組は惜しくも王座に届かず
2019年からFFFレーシングチームに移籍し、ランボルギーニ・スーパートロフェオ・ミドルイーストとランボルギーニ・スーパートロフェオ・アジアを戦ってきた笠井崇志が、10月24〜27日にスペインのヘレスで行われたスーパートロフェオ・アジア“ワールドファイナル”での最終戦に挑んだが、惜しくもチャンピオン獲得には届かなかった。
今季、FFFレーシングチームとともにスーパートロフェオ・アジアに参戦している笠井は、9月に上海国際サーキットで行われた第5ラウンドを終えた段階で、チームメイトのユーソ・プハッカとともにプロクラスのランキング首位をキープし、ワールドファイナルの舞台であるヘレスで行われた最終戦に挑んだ。ただ、ランキング2位につけるイー・ファン・チェン/クリス・バン・デル・ドリフト組とはわずか2ポイント差だ。
迎えた10月25日のレース1では、笠井が予選を務めた。根本悠生がポールポジションを獲得する一方、笠井は3番手を獲得する。ただ、チェン/バン・デル・ドリフト組が2番手に食い込んでくる。シリーズを考えると非常に緊張感があるグリッドとなったが、まずはレース序盤、笠井はバン・デル・ドリフトに次ぐ3番手で序盤をこなし、ミニマムのスティントでプハッカに交代した。
全車がピットインを終えると、プハッカは2番手にポジションを上げたものの、前にはチェンが走る展開に。残り3周でプハッカはチェンの背後に迫り、最終コーナーまでバトルを展開するも、チェンはミスをせずトップチェッカー。チェン/バン・デル・ドリフト組が優勝、笠井/プハッカ組は2位となり、ここでランキングは逆転してしまった。
25日のレース2では、プハッカがポールポジションを獲得。レースでも序盤からリードを広げ、笠井に交代した。一方のチェン/バン・デル・ドリフト組は、チェンがスタートでバン・デル・ドリフトに交代。終盤に向けて大きくギャップを縮めていった。
なんとしてもチャンピオンが欲しい笠井とバン・デル・ドリフトのバトルは、残り4周で白熱。笠井はなんとかディフェンスを試みるも、GT3レースでも高い評価を得るバン・デル・ドリフトに先行を許し、最後は2位でフィニッシュすることになってしまった。
この2レースの結果、残念ながらチャンピオンはチェン/バン・デル・ドリフト組に決定。笠井/プハッカ組はランキング2位でシーズンを終えることになった。とは言え、激戦のスーパートロフェオ・アジアでの2位は誇るべき結果と言えるだろう。
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