角田裕毅、F1メキシコ後、部屋にこもって自省「5位を逃した悔しさは大きいが、改善のため物事を見直す機会になった」
アルファタウリの角田裕毅は、F1メキシコシティGP(メキシコGP)決勝でオスカー・ピアストリ(マクラーレン)との接触によってポイントを逃した後、すべての予定をキャンセルして部屋に閉じこもり、物事の見直しを行ったと語った。
パワーユニット(PU)とギヤボックス交換の影響で18番グリッドスタートとなった角田だが、レース中盤の赤旗後は8番手を走り、前を行くピアストリにチャレンジしていた。激しいバトルのなかで、最初にターン2で接触が起き、その後、ターン1で角田がアウトから追い越そうとしたときに再び接触が起き、角田は16番手に落ちた。そこから再び順位を上げていったものの、角田の結果は12位にとどまった。
「チームのためにポイントを獲得するチャンスを失ったので、本当に悔しい思いをしました」と角田は、サンパウロGP(ブラジルGP)を前に、メディアに対して語った。
「そこまでは良いレースをしていただけに、大きなフラストレーションを感じ、その日はそのフラストレーションを消化するのが難しかったです」
「いつもならメキシコで楽しく過ごせるのですが、(レース後は)すべてをキャンセルして、部屋にこもっていました。チャンスが目の前にあった素晴らしい瞬間で、間違いなく5位が可能だったのです」
角田は、ポイント圏内を走行していたことを考慮して、ピアストリとのバトルにおいて、もっと状況管理をうまくするべきだったとも語った。レース後、良くなかった点についてすべて見直しを行い、それを今後の改善に役立てると、角田は述べている。
「何よりも罪悪感を感じます。意識的なものなのか何なのか分かりませんが、良くないレースをした後に遊んで気晴らしをすると、すごく申し訳ないような気持ちになるのです」
「将来的に何を改善できるかについて、あらゆることを考えました。厳しかったですが、それによって物事を見直す時間ができました。良くないレースをしたときには通常やっていることです。良いレースをしたときにしかパーティーはしません」
角田は、ブラジルで、改めてポイント獲得を目指すと述べている。
「(メキシコの)週末で一番重要だったのは、マシンのパフォーマンスがとても良く、アップデートが機能していたことです。インテルラゴスでも、低速コーナーが僕たちのマシンとの相性が良いはずなので、高い競争力を発揮できると期待しています。集中し続ける必要があります。今回、ポイントをさらに獲得できることを願っています」
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