侍ジャパン 当落線上にある「選手の名前」
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「侍ジャパンシリーズ2022」のオーストラリア戦は9日に札幌ドームで行われ、日本代表が8ー1と勝利。打っては4番・村上宗隆内野手(22)が3戦連発となる豪快なアーチをかけるなど躍動、舞台裏では本戦に向けたし烈なメンバー選別も始まっている。
1点をリードした5回二死一塁。打席に入った村上はカウント1ー1からグロゴスキの3球目、129キロの内角チェンジアップを完璧に捉えると打球はぐんぐんと伸びて、右翼席へスタンドイン。「テツ(山田)さんがヒットで出て2アウトだったんで、何とか長打でかえせるようにと心がけました」と村上。ヤクルトのチームメートである山田が塁上にいることで奮起したと話した。
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試合前には円陣の声出し役を務めるなど、「ジャパンの4番」はチームを引っ張る存在となっている。
投げては先発の今永が4回3安打1失点10奪三振を奪う力投を見せれば、5回から登板した戸郷も4回1安打7奪三振と目指す本戦メンバー入りにアピール合戦となった。
一方、失策が記録されたのは初回の佐藤輝のプレーだった。1回表一死一塁から右前打に対し、チャージをかけながら送球したが、これを三塁を守る村上が捕球できず、佐藤輝にエラーが記録された。
このシーンについてはこんな声も。
「国際大会では尋常ではないプレッシャーがかかることが予想される。その中で避けたいのはエラー。この場面は村上がとってあげたいところだったが、佐藤もより丁寧に送球する必要がある」(放送関係者)
この日の佐藤輝は2打席連続三振の後、6回無死一、二塁から右中間フェンス直撃の適時二塁打を放つなど躍動。来春行われるWBC出場へのアピールを続けているが、外野手は激戦区となっている。
今回の強化試合ではメンバー入りしていない、ソフトバンク・柳田、オリックス・吉田正、メジャー組などそうそうたるメンバーが本戦に向けては選考の同じテーブルに並べられる。
本戦出場を果たすためには、走攻守含め、さらにアピールが必要と見られている。
「誰もが目指す場所」と侍ジャパン入りへ意欲を燃やす佐藤輝。意地を見せられるか。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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