2021年DTMチャンピオン輩出チームのメルセデスAMG・チームHRTが2022年参戦を表明
2021年のDTMドイツ・ツーリングカー選手権でマキシミリアン・ゲーツをチャンピオンに導いたメルセデスAMG・チームHRTが、2022年もDTMに少なくとも2台のメルセデスAMG GT3で参戦することを表明した。また、今週水曜〜木曜には、FIA-F2に参戦する3人のドライバー、さらにラルフ・シューマッハーの息子であるダービッド・シューマッハーにテストの機会を提供した。
自らもジェントルマンドライバーとしてDTM参戦を果たすなど、積極的にモータースポーツに参戦するフバート・ハウプト率いるHRT(ハウプト・レーシングチーム)は、2021年からGT3カー規定となったDTMに挑戦し、最終戦でゲーツが劇的なチャンピオンを獲得した。
チームはいち早く2022年もDTMに参入すると発表し、少なくとも2台のメルセデスAMG GT3を走らせるとしている。さらに、水曜〜木曜には、4人の若手ドライバーにDTM用のGT3カーをテストする機会をポールリカールで提供したと明かした。
4人のうち3人はFIA-F2ドライバーで、デイビッド・ベックマン、リリム・ツェンデリ、さらにジェイク・ヒューズというメンバー。ヨーロッパではフォーミュラで戦った後、メーカーとの契約を求めてDTMへ移行するケースも多い。
さらに、2021年はFIA-F3を戦った元F1ドライバーのラルフ・シューマッハーの息子、ダービッド・シューマッハーがGT3カーをドライブした。
「クルマのハンドリング、フィーリングを感じることができて、とても良いインプレッションを受けたよ。特にロングランでたくさんのことを学ぶことができた。個人的にはクルマに慣れることもできたし、全体的にハッピーだった」とシューマッハー。
チームのマネージングディレクターを務めるウルリッヒ・フリッツは、2022年の計画について「細心の注意を払って準備を進めている」と語っている。
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