クビサ、フェルスタッペンとのインシデントに科されたペナルティに納得「謝罪することしかできない」
ウイリアムズのロバート・クビサは、F1第20戦ブラジルGPの決勝レースでスチュワードに5秒ペナルティを科されたことについて、この措置に異論はないと話した。
決勝レースの22周目、マックス・フェルスタッペン(レッドブル・ホンダ)は首位を走行中にピットインを行ったが、彼よりも先にクビサが最初のピットインを行っていた。
レッドブルのクルーは迅速にフェルスタッペンをリリースしたが、ピットレーン出口でクビサが合流しようとしたため、フェルスタッペンは最悪のクラッシュを避けるため回避行動を取らなければならなかった。
「クルーたちによる素晴らしいピットストップだった。1.9秒だったと思う。だからすごい早さだよ」とフェルスタッペンは語った。
「僕が(タイヤ交換作業を終えて)走り出すと、ロバートも出てきたところだった。彼はもう少しで僕にぶつかるところだったから、僕は壁に寄せたんだ。もう少しでアンチストールが起動するところだった。本当に際どいところだったよ」
このインシデントの結果、フェルスタッペンはルイス・ハミルトン(メルセデス)に順位を抜かれてしまった。一方スチュワードの調査によって、ウイリアムズはクビサを適切なタイミングでリリースしたが、クビサが出て行くスピードが遅かったことが判明した。
レース後、クビサは5秒ペナルティを科されたことに問題はないと語った。
「それがルールだし、罰則は正しいものだ。なぜなら僕は他のマシンの前にリリースされてしまったのだからね」とクビサは語った。
「残念だった。僕は首位にいることがどういう状況か分かっているし、こうしたことは起きるべきじゃない。特に僕たち(ウイリアムズ)はチームメイト同士で戦っているだけだからね」
「謝罪することしかできない。他にできることはないよ。彼が出てくるとは思いもしなかったんだ」
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